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    2012年10月22日20:04
    カテゴリー:歯科医院経営

    船井総合研究所  歯科経営コンサルタントの松谷直樹 です。


    歯科医院に限ることはないと思いますが、スタッフが退職されるのは常に存在する話です。


    求人媒体を一目見れば、歯科医院の求職が多いことがその証左でしょう。


    コンサルティングの中でも採用は一大テーマです。


    退職する理由は色々あります。


    結婚、出産、ご主人の転勤、自分に合わない、ついていけない、歯科医院ではない仕事をしてみたい・・・。


    退職自体医院にとっては前向きなことではないため、あまり円満に退職されないことがあるのも事実です。

    そういうことも数多く見てきました。

    その要因としては大きく分けると医院側にある場合と、本人側にある場合、両方があるでしょう。


    その要因をできるだけ少なくしていくことで、円満に退職してもらえる可能性が高くなります。


    円満退職でない場合、お互いに気分が悪いことになりかねません。


    互いに望まない結末ほど生産性のないことはありません。


    以前、ある医院で、衛生士さんが院長の思うように仕事ができなかったため、あまり良くない退職の仕方を続けてしてしまったことがあります。

    その後、その医院では、5年近く、新卒の衛生士さんが採用できなかったことがありました。


    地域での良くない口コミが広がっていたのでしょう。


    一時的にプラスを得ようとしたことが長期的な損失につながる可能性があります。


    反対にある医院では、退職したスタッフが医院に遊びにきたり、遠方から治療を受けに来るようなことがあります。


    この院長は歴代のスタッフと仲良くしておられたのでしょう。


    場合によっては、自分が困った時に一本電話を入れれば応援を頼むこともできるかもしれません。


    また既存のスタッフさんは、先輩がどのように退職するかを注意深く見ています。


    この医院で長く働くべきかどうかを考えているからです。


    スタッフが辞めるときに、特に助手・受付スタッフの場合、また採用するから、別に辞めてもらって構わない、という考え方もありますが、そのような考え方であれば、それは言葉にしなくとも既存のスタッフに伝わり、おそらく、ロイヤリティの高い組織は作ることは難しいでしょう。


    ここまではコンサルタント的な視点のメリットデメリット論で考えてきました。


    コンサルタントを離れた一個人の視点では、歯科医院の経営目的が患者のための診療をすることは当然として、働くスタッフにこの医院で働いてよかったな、と一人でも多く、思ってもらえることは、院長としての幸せの一つなのではないかと思います。


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