スタッフとの関わりはトップとして70%!ヒトとして30%!

2014年08月28日 (木)

コラムテーマ:
マネジメント(採用 教育)

みなさん、こんにちは。船井総研 歯科コンサルタントチームです。

昨日は山形の歯科医院様でした。

一昨日の歯科医院様は、大分長いことお付き合いさせていただいております。

売上は約4年間で3倍へ!

自費率は15%から85%まで上昇!

元々自費率100%を目指していた歯科医院であったので、

業績以上に先生がやりたい仕事が叶って、私も嬉しいです。

ただ、業績ややりたいことが叶っても、

昨年度までまだ先生の幸せ感はなかったです。

それは、やはり、人事問題。

離職率が高い


ヒトが採用できない


なかなか思った以上に育たない

などなど、人事系の悩みは絶えませんでした。

ですので、昨年度は、採用を強化。

労働環境を抜本的に変え、

教育体制も見直しを。

その結果、人財を2名獲得することに成功!

色々と長いこと解決できなかった問題が解決し

ようやく組織の活性化へ目を向けられます。

そこで、先生にご提案。

「そろそろ、トップとの関わりだけではなく、ヒトとしてのコミュニケーションを増やしていきましょう!

3ヶ月に1回くらいのペースでよいので、院外イベントをやりましょう!

そして、幹事をスタッフにローテーションで任せましょう!」

と。

今の組織だからこそ、この提案に乗ってくれて

3ヶ月に1回イベントをやることに!

バーベキューやら、ボーリング大会やら、釣り大会やら色々。

幹事もやる気満々!

9月のイベントに私も誘ってもらえたが、日程が合わず、残念。

誘ってくださったスタッフさん、感謝です!楽しんでください!!

このようなことを繰り返すことで、より組織は活性化します。

普段、院内で診療であったり、ミーティングであったり、朝礼などで

新たな提案が出たり、決まりごとが出たりとあり、それぞれには目的が必ずあります。

しかし、

・院長がなぜその内容を提案したか

・なぜチーフがそういっていたのか

を100%院内で理解することは難しいと思います。

やはり、100%お互いの気持ちを理解するためには

院外の環境を作り、トップとスタッフ、チーフとスタッフという立場ではなく

全員がヒトとして関われる場所を作るのです。

そうすることで、

院内であれば聞きづらかったことでも、

院外であれば素直に堂々と聞くことができる。

結果、腑に落ちるまでコミュニケーションを取ることができます。

上手く、組織を成長させている医院さんは

トップとしての関わりだけではなく、ヒトとしての関わりも上手くやっているようです。

時には、院長であったり、チーフが弱みや普段見せたことのない自分を見せる

こともいいでしょうね。

やはり、歯科医院コンサルは、

業績以上に組織の発展のほうが幸せ感を提供できるな~

と思った今日この頃でした。。。

皆さんも頑張ってください!!

応援しております!!

◾️この記事を書いたコンサルタント

歯科コンサルタントチーム

プロフィール詳細

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

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