レセプト枚数=ユニット台数×120がコミュニケーション力の分岐点!

2013年09月13日 (金)

コラムテーマ:
院内マーケティング

みなさん、こんにちは。船井総研 歯科コンサルタントチームです。

昨日は福岡県、本日は和歌山県の歯科医院様のご支援です。

よく私は、セミナーで数値の指標をお伝えするときに

レセプト枚数=ユニット台数×120

が理想ということをいいます。

さて、皆さんのところではいかがでしょうか。

ユニット3台であれば360枚

ユニット5台であれば600枚

ですね。

私のクライアント様では、

ユニット台数×120を

上回っているところが4割程度

下回っているところが6割程度

です。

どちらが良い悪いではありません。

診療スタイルによって変わるものですので。

ここで伝えたいことは

コミュニケーションを取れるかどうかがこの指標の分岐点であるということです。

レセプトがユニットあたり200枚を超えてくると、

患者様とのコミュニケーションを取る時間がほとんどありません。

それどころか、スタッフとのコミュニケーションの時間もなかなかとることができません。

このような医院さんの場合は、

・ユニットを増やすか

・コミュニケーションの時間を余分に取るか

しないといけません。

今後、より成長をするためには、

現状維持を心がけることが一番のリスクですので、

変化していくために、話し合いの場が必要です。

反対にユニットあたり100枚を切ってくると

コミュニケーションを取る時間が豊富にあります。

ですので、この時間を使って、

患者様やスタッフさんとコミュニケーションを取っていかなくてはなりません。

100枚を切っているのに、コミュニケーションを取る時間がないという歯科医院さんは

・治療や施術のスピード

・オペレーション面

・アポイントの取り方

などに問題があると思いますので、今一度、課題として挙げられた方が宜しいかと思います。

大切なことは

先生方が目指している歯科医院がどこにあるのか

によって、適正なユニット台数におけるレセプト枚数は違うということです。

ぜひ、一度調べてみてください!

応援しております!

頑張ってください!

歯科医院経営に必要な基本経営数値レポート

◾️この記事を書いたコンサルタント

歯科コンサルタントチーム

プロフィール詳細

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

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