分院を成功させるための前提とは

2012年10月17日 (水)

コラムテーマ:
院外マーケティング

みなさん、こんにちは。船井総研 歯科コンサルタントチームです。

一昨日は旭川、昨日は札幌での支援、本日は大阪でのご支援です。

昨日は院長と分院長2名の方と私と4人でずっと打ち合わせをしていました。

分院を成功させるための前提条件があります。

それは、

「ロイヤリティをどこに置くか」

を明確にすることです。

これを中途半端にすると、失敗します。

具体的にいうと、

・ロイヤリティを理事長に持っていくのか

・ロイヤリティを分院長に持っていくのか

それによって、

理事長の役割、分院長の役割は変わってきます。

変わってきますというか、180度違います。

ロイヤリティを理事長に持っていくのであれば、

理事長は頻繁に分院長だけでなく、分院の現場スタッフともコミュニケーションを取る必要があります。

そうなると、遠方に分院がある場合は、この点は不可能ですね。

反対に、ロイヤリティを分院長に持っていくのであれば、

理事長は現場スタッフの前には、あえて、あまり顔を出さなくてよいでしょう。

そのかわり、分院長が想いを現場に伝え、分院長に現場の給与決定権なども与え、予算も与え、

70%程度は分院長の裁量で行動できる環境を整えておくべきなのです。

このロイヤリティを中途半端にしてしまうと、失敗します。

本院と分院の距離や

理事長や分院長の性格タイプ

などを考慮しながら、覚悟を決めていきましょう!

頑張ってください!!

応援しております!!

◾️この記事を書いたコンサルタント

歯科コンサルタントチーム

プロフィール詳細

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

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