患者コミュニケーションの取り方

2011年06月12日 (日)

コラムテーマ:
院内マーケティング

今日のコンサルティングの中で、スタッフに患者コミュニケーションの取り方をどのように教えたらよいか、という話になった。

以前にとにかく患者さんとたくさん会話することだ、ということを伝えると、歯科と関係のない、雑談ばかりの会話になってしまったそうです。

こんなときは「何のために患者さんとコミュニケーションを取るのか」ということを伝えることが大切でしょう。

例えば「患者さんと話すことで歯科に対する意識を高めてもらう」ということが目的だとしましょう。

となると、やたらに患者さんと仲良くなって、旅行の話をすることが会話の目的ではないことがスタッフさんは理解できると思います。

しかし、あまり難しい話ばかりだと、親近感を持ってもらえないので、適度にプライベートな話もする必要が出てくると考えられます。

この先生は、歯科に関する話を6割、患者の生活に関することを4割といった分量が理想だとおっしゃられておられました。

何をするにしても、常に目的を伝えていくこと、何のためにそれをするのか、伝えてからやってもらうことが大切だと思います

◾️この記事を書いたコンサルタント

松谷 直樹

プロフィール詳細

売上、利益の向上を大切にしながらも、「本当に患者さんに喜んでもらえる歯科医院作り」をコンサルティングの第一の目的に している。 「歯科医院は患者さんに喜んでもらえるためにある」「経営ノウハウは患者さんに喜ばれるような歯科医院作りのために活用するべきだ」という信念を元にコン サルティングを実施。 実現可能な提案と口頭だけでなく提案内容を実際に現場に落とし込み、実行するコンサルティングのスタイルを実行している。

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

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