歯科衛生士の生産性を向上させるには

2011年02月07日 (月)

コラムテーマ:
マネジメント(採用 教育)

船井総合研究所  歯科経営コンサルタントの松谷直樹 です。

今日は千葉の医院に伺ってきました。

今日は歯科衛生士の生産性ということについて考えてみたいと思います。
一般的に衛生士の生産性は低いと思われがちだが私はそうは思っていません。

生産性を高める取組みが十分にできていないことにあると考えています。

実際に複数のお付き合い先の医院では1名平均月間100万円以上の

売上を上げることができています。

数字だけが全てではないですが、あくまでも患者の口腔内の健康の維持や

増進が目的ですが、それがどの程度実践できているか、という指標にはなるでしょう。

具体的に考えて見ます。

例えば、予防処置や歯周病処置の患者を一日8名見るとします。

仮に一名あたりの平均売上が7500円だと20日診療で、120万円。

一名あたりの平均売上が5000円だと80万円となります。

一日8時間労働だと考えると1時間当たりに1名の患者数だからそれほど

多くはないと思います。
そんななに毎日予防の患者がいないよ、ということでしたら、

患者を増やす仕組みを作ることが必要でしょう。

その第一歩としてリコールの仕組みがきちんと作れれば

患者は確実に増えます。

(リコールについては少しこちらでも書いています。)

http://ameblo.jp/funai-shika/entry-10097709438.html
http://ameblo.jp/funai-shika/entry-10101016956.html

衛生士の生産性を向上させるには、衛生士の技術面も大切ですが、

医院が衛生士の予防患者を増やす努力ができているか

どうか、ということにあると考えています。

そして、その結果歯科衛生士の給与も向上させることができるのです。

明日は大阪の医院に伺ってきます。

(追加)

クレアカイロプラクティック整体院様のブログで読者登録200名目が

私のブログだったそうで、ご紹介をいただいています。

http://ameblo.jp/clea-chiro/

ご丁寧にありがとうございました。

◾️この記事を書いたコンサルタント

松谷 直樹

プロフィール詳細

売上、利益の向上を大切にしながらも、「本当に患者さんに喜んでもらえる歯科医院作り」をコンサルティングの第一の目的に している。 「歯科医院は患者さんに喜んでもらえるためにある」「経営ノウハウは患者さんに喜ばれるような歯科医院作りのために活用するべきだ」という信念を元にコン サルティングを実施。 実現可能な提案と口頭だけでなく提案内容を実際に現場に落とし込み、実行するコンサルティングのスタイルを実行している。

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

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