自費診療の未収対策

2011年02月22日 (火)

コラムテーマ:
自費診療 (増患 集患)

船井総合研究所  歯科経営コンサルタントの松谷直樹 です。


当ブログを読んでいただけるご縁に感謝します。

今日は千葉、神奈川の医院に伺ってきました。

矯正歯科や自費診療を行っている医院の場合、

未収対策を行っておく必要があります。

未収は特に開業年数が長くなるにつれ、増す傾向が強くなるようです。

ある医院では、現金での分割支払いを規則では4回までだが

10回の分割の対応をしている例がありました。

現金での分割支払いで、10回以上になってくる場合、

ノート管理だけだと記入漏れが発生する可能性があります。

あるいは受付スタッフさんが2名で担当している場合など、

情報共有ができずにもれてしまうことがあります。

特に入金台帳・カルテなどに入金分などを記載しているだけでは、

月単位で誰がどれくらいの未収があるのかのチェックが簡単にできません。

まず必要なのは、現金の分割支払いの回数を3回までにするなど回数を決めること。

そして、入金のタイミングを、治療開始時・装置装着時、

などに決めておくことが必要でしょう。

なぜならば、タイミングが決まっていないと、

受付の方が頂く時期が固定せず混乱してしまうからです。

次にクレジットを導入していなければクレジットを導入し、

2桁回数以上の分割払いをしたい方のために

対応できるようにするとよいでしょう。

しかし、何より大切なのは、受付の方の負担を減らすために、

入金を毎回入金すると

常に未収の状況が把握できるような、

レセコンや患者管理ソフトの機能をきちんと使用していくことです。

今日は未収の話ですが、大切なのはスタッフさんが

業務を行いやすいような「仕組み」を医院側が提供していくことだと思います。

明日は大阪の医院に伺ってきます。

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「自費の義歯を強化し 自費率50%を達成する手法」公開セミナーのお知らせ

http://www.funaisoken.co.jp/site/seminar/semina_1297889441_5.html


私達毎月顧問先の歯科医院を訪問するにあたって

最近多くの医院で聞くことがあります。

それはある課題を訴える患者が増えてきているということでした。


それは、うまく自分にあった義歯ができない、作れないという患者さんです。


つまり、義歯に悩んでいる患者さん、義歯に対して不信感をつのらせている

患者さんが増えてきているということです。


そのような状況の中でお付き合い先の歯科医院では、義歯に注力し、

地域の中でも義歯のブランドを高めることができた医院様や成功事例を作ってまいりました。


今後の医院の将来を見据えて、義歯を医院のブランドにしていきたい、

自費の義歯に特化し、他院との差別化を明確にしたい、

とお考えの院長先生に当セミナーにお越しいただきたいと思います。


特に以下の3点をテーマにセミナーではお伝えさせていただきます。

<主な事例>
事例1. 自費の義歯のニーズを持つ患者に来院いただく広告手法
事例2. どのようにカウンセリングし納得いただき、選択していただくか
事例3.「他院との義歯の違いをどのように表現するか


その他にこのような事例をお伝えさせていただきます。

・自費の義歯のニーズを持つ患者に月間10名以上来院いただく広告手法
・子供が両親のために紹介してくれるような義歯専門ホームページの作り方
・患者さんに納得いただき、選択していただくカウンセリング手法
・他院で提供されている自費義歯との差別化方法
・患者さんに納得いただけるワンランク上の接遇手法

http://www.funaisoken.co.jp/site/seminar/semina_1297889441_5.html

<開催概要>
 日 時/2011年3月20日(日)13:00~17:00
 会 場/(株)船井総合研究所 東京本社


参加料/一般企業 24,000円(1名様・税込)
会員企業 19,200円(1名様・税込)

主催・お問合せ/
(株)船井総合研究所 大阪経営支援本部 
TEL 0120-948-990 担当:成田(ナリタ)・松倉(マツクラ)
 お申込/下記URLの申込フォームにてお願い致します。

http://www.funaisoken.co.jp/site/seminar/semina_1297889441_5.html

◾️この記事を書いたコンサルタント

松谷 直樹

プロフィール詳細

売上、利益の向上を大切にしながらも、「本当に患者さんに喜んでもらえる歯科医院作り」をコンサルティングの第一の目的に している。 「歯科医院は患者さんに喜んでもらえるためにある」「経営ノウハウは患者さんに喜ばれるような歯科医院作りのために活用するべきだ」という信念を元にコン サルティングを実施。 実現可能な提案と口頭だけでなく提案内容を実際に現場に落とし込み、実行するコンサルティングのスタイルを実行している。

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

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