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    2017年07月26日12:00
    カテゴリー:こうすると職場環境は活性化する

    こんにちは。歯科医院経営コンサルタントチームの眞野です。
    前回同様、私がメルマガを担当させていただきます。

     

    今回は「歯科での検査メニュー」について考えます。

     

    ズバリ、

    前回までに書きました、デンタルIQを上げてより良い治療方法を患者自らに選択頂く。

    その治療への満足度を感謝というカタチでスタッフが実感することでやり甲斐・働きがいに繋がり、より活性化した医院創りができる。

    というキッカケ作りの為には「検査メニュー」という仕掛けがとても有効になります。

     

    人々が検査と聞いて直ぐに思い出されるのが、血液検査や健康診断だと思います。これらは医科の世界の話であり、体調に異変があっても無くても受診する風潮があります。素晴らしいことです。

     

    検査と一口に言っても臨床検査と呼ばれ、検体検査と生理機能検査と2つに大分できます。検体検査は検体を採取して行うので血液検査や細菌検査です。生理機能検査は心電図や脳波を記録して機能評価をするものです。

     

    医科では、これらの検査結果をもとに診断だけではなく原因の特定や想定をすることで病気の根治をや進行と鈍化させる処置を決定します。患者に対する説明も、結果という根拠を提示してあげることで説得力と了承を得ることに役立てています。

     

    では歯科の世界はどうでしょうか。

     

    患者の主訴を聞き、視診とパノラマ撮影をして形態を見て診断していると思います。ですが、生理機能検査にあたる機能評価は行わないですし、原因の分析もさほどしないのではないでしょうか。これは、虫歯は感染症であり、患者の習慣が主な要因だからでしょうか。

    (臨床的に表現が正しくなかった場合にはご了承ください)

     

    古くから、習慣を分析したり、改善させることよりも目の前の主訴を取り除いてあげて、治療することに注力していたからでしょうか。
    こちら、聞こえはよいですが、患者が以後虫歯にならないようなアプローチとは言えず、いわば対処療法のみと言わざるをえません。

     

    国が進めて行きたい予防という方向性、患者の満足度の次元を上げること、その両方に則ることが出来ていないやり方であります。

     

    では、どんな仕掛けをしていくことで、従来型の対処療法的な医院から脱却するのか。

     

    それは、虫歯の診断をする検査だけではなく、原因や要因を探るための検査をすることです。それは唾液検査です。唾液の成分や分泌量を測り定量化して表現することで、虫歯にならないような抵抗力を示してあげる。これにより患者には、治療方法だけではなく、治療後の予防も見据えたアクションを取ってもらうことを目指す。

     

    でも、唾液検査という聞き慣れない検査を費用を支払ってまで受診してくれるものなのか。多くの経営者は疑問に思うハズです。この不安は、まさにその通りです。医科での血液検査のように、採取・分析により有益な情報が取れることをしらないので、二つ返事では受けてくれないでしょう。

     

    ですので、先ずは意義を伝えることが重要です。もしくは、患者が受けたくなる理由を検査メニューに付与するしかありません。

     

    だからこそ、唾液検査だけではなく口臭検査を合体させるのです。

     

    医院の意図としては、患者に対する診断だけではなく原因や要因を説明するためではありますが、医科と同様に「必要な検査」と説明し受診頂く。そして、その結果を理解してもらい
    ヒトそれぞれ持って生まれたリスク度合いによって“やるべき事”が違うと伝えていきたいということです。

     

    例えば、動脈硬化の場合、薬を飲んで状態悪化を防ぐ。これが対処だとは思いますが、原因である高血圧を処置したい、そう考え血圧測定をします。絶対値で良し悪しを言うというよりは、元々の値から悪化しないような指導を受け、生活習慣や食習慣の改善を求められる。

     

    このようなアプローチができるのは、因果関係がほぼ分かっている要因を分析するための検査をしているからであり、病名の対処をするだけではない、良い例ですね。

     

    歯科でも同様なアプローチはできます。臨床検査の一環として検査メニューを仕掛けとして導入しいけばよいのです。

     

    次回は、新たに導入した検査を如何に多く受診して頂き、デンタルIQの向上につなげていくか。患者が自ら質の高い治療を選択し、スタッフ皆が患者から感謝されるような状況へ導くかの考え方を紹介します。

     

    【執筆者:眞野泰一】

     

    ◆医院が知りたい検査と患者が受診した検査を一致させるには↓
    http://www.funaisoken.co.jp/file/pdf_seminar_013430_01.pdf
    ※ご興味のある方はご覧ください

     

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