歯科医師過剰と採用ギャップ‐歯科医院経営のツボ‐|歯科医院 経営コンサルティングで国内最大|船井総合研究所

トップページ > コンサルタントブログ > 歯科医師過剰と採用ギャップ‐歯科医院経営のツボ‐

記事カテゴリーで探す

  • 選択してください

  • 歯科医師過剰と採用ギャップ‐歯科医院経営のツボ‐

    2014年08月27日22:04
    カテゴリー:歯科医院経営

    歯科医師の方が約10万人おり、

    需要と供給のバランスがとれていないと指摘される、

    いわゆる「歯科医師過剰問題」ですが、

    様々な院長先生と実際にお話させていただくコンサルタントの立場からすると、

    この“過剰”という言葉には違和感を感じざるを得ません。

     

    歯科医院側からすれば、

    歯科衛生士の採用難と同様(あるいはそれ以上)に、

    歯科医師の採用は重くのしかかってくる問題だからです。

    歯科医師採用の特殊性

    歯科医師の採用に関しては、

    非常に縁故の側面が強いため、

    地域や条件によっては歯科衛生士の採用以上に難しくなります。

     

    例えば、歯科大学の近くに開業されている歯科医院や、

    大学で説明会を開けるほどの規模の大きい医療法人であれば、

    常勤、非常勤に関わらず応募が途切れることがないという場合もありますが、

    多くの歯科医院では求人を出しても全く反応がないというのが実情です。

     

    勤務医の方に人気がある歯科医院の特徴としては、

    ▼患者数が多く、自費率も高くて経験が積める

    ▼最新の設備が整っている

    ▼教育制度が整っており、研修やセミナーには補助が出る

    ▼将来の開業のことを考えて、技術だけでなく経営も学べる

    などです。

     

    地方で特に目立った特徴もないという歯科医院では、

    採用できる可能性は極端に低くなります。

    開業するしか道が残されていない

    国公立の歯科大学であればまだしも、

    私立の歯科大学に通えば、

    卒業までにかかる費用が数千万円以上になるにも関わらず、

    見返りに得られる所得は決して高くありません。

     

    歯科医師のワーキングプアが指摘されるほど、

    年収が300万~500万未満の勤務医の方も大勢いらっしゃいます。

     

    大学に残ろうとしてもまず空きがない、

    勤務医としては生計が立てられないとなってくると、

    最終的に開業するしか道が残されていないのが今の現状だと思います。

     

    ですので、

    将来開業する時のことを考えて、しっかりと経験を積み、

    経営も学んでいきたいと考えることは当然の流れだといえるでしょう。

    開業以外の選択肢をつくる

    しかしながら、歯科医院数が約7万件近くある中で、

    新規に開業することに対しては、

    不安を抱いている先生が大半ではないでしょうか?

     

    また、女性の歯科医師の方や、

    とにかく治療だけに集中したいという方は、

    全く開業することを望んでいない場合もあります。

     

    開業を望まれていない先生方に対しては、

    勤務医のままでも十分な収入を得られたり、

    家庭とのバランスがしっかりとれる選択肢を作っていくことが、

    今、求められていることなのではないかと思うのです。

    歯科医師採用のギャップを埋める

    医院が成長していくにつれて、

    歯科医師の採用は非常に悩ましい問題になります。

     

    特に、分院展開を考えられている院長先生が、

    口をそろえて言われることが、

    「分院を任せられる人がいない」

    と採用でつまずかれているパターンが非常に多いです。

     

    歯科医師過剰と世間には思われている中で、

    実際には歯科医師の採用に悩んでいる歯科医院が大半だという矛盾がありますが、

    その採用の悩みを少しでも解消できるようにしていきたいですね。

    • facebook 0
    • はてなブックマーク 0
    ページトップへ
    メルマガ登録
    無料経営相談はこちらからどうぞ TEL:06-6232-0183(受付時間:平日 10:00~18:00)※お問い合わせ・ご質問等、お気軽にご相談下さい メールフォームでのお問い合わせはこちらから