作成者 松谷 直樹|歯科医院 経営コンサルティングで国内最大|船井総合研究所

トップページ > コンサルタントブログ > 松谷 直樹

プロフィール

松谷 直樹
松谷 直樹
売上、利益の向上を大切にしながらも、「本当に患者さんに喜んでもらえる歯科医院作り」をコンサルティングの第一の目的に している。 「歯科医院は患者さんに喜んでもらえるためにある」「経営ノウハウは患者さんに喜ばれるような歯科医院作りのために活用するべきだ」という信念を元にコン サルティングを実施。 実現可能な提案と口頭だけでなく提案内容を実際に現場に落とし込み、実行するコンサルティングのスタイルを実行している。

記事カテゴリーで探す

  • 選択してください

  • 松谷 直樹
    松谷 直樹

    「採用難」から導かれる「生産性向上」というキーワード

    2017年01月11日21:47
    カテゴリー:歯科医院経営

    皆さま、こんにちは。

    歯科医院コンサルティングチームの松谷直樹です。

     

    2016年もそうでしたが、2017年も人財採用が難しい状況は続きそうです。

    2016年の傾向として「歯科衛生士」「歯科医師」といった資格者のみならず、

    歯科助手、受付といったコメディカルの応募数も減少しています。

     

    応募数が少ないということは、優秀な人財を採用することも難しくなりつつあるということです。

    このことから、どのような変化が起こっているかと申しますと、「労働条件の向上」であります。

    具体的には「給与の向上」と「労働時間(診療時間)の短縮」という事象が見られます。

     

    例えば、東京都内における、衛生士の給与相場はおよそ25万円程度が最低ラインの金額になっています。

    また、診療時間も今まで20時まで診療していた医院様が

    19時までに短くする等の変更をされるケースが増加しています。

    いわゆる時短であります。

     

    各種求人媒体を一度ご確認いただければ、終業時間の速さをアピールポイントにした

    医院様が増加していることが見て取れるはずです。
    これらは「採用力」を高めるための、条件面の向上という取り組みの表れだと思います。

     

    このような時流の変化に対して、私たちはどのように考えるべきでしょうか?

    私共からの提案は「生産性の向上」×「人の定着率の向上(退職率の低減)」への取り組みであります。

    仮に、歯科衛生士の給与相場が30万円になったとした場合、

    どのような医院が歯科衛生士を採用できるようになるでしょうか。

     

    それは30万円のお給料を出せる医院しか、歯科衛生士を採用できないということになります。

    歯科衛生士が採用できなくなれば、その医院では予防歯科が患者に提供できない、

    すなわち医院のコンセプトが実践できないということにもなりかねません。

    30万円のお給料が出せる歯科医院は、相応に利益が出せていることが必要になるでしょう。

    そのためには、「ヒト一人当たり売上の向上」や「ユニット1台あたりの売上の向上」、

    すなわち、「生産性の向上」がテーマになると考えられます。

     

    「ヒト一人当たり売上」や「ユニット1台あたりの売上」については後述させていただきます。

     

    もう一つの「人の定着率の向上」が重要な理由ですが、

    改めて述べるまでもなく、定着率が高ければ

    「採用にかける費用が必要ない」「新人を教育する時間が必要ない」「組織の一体化が図りやすい」という

    メリットがあげられます。

     

    どんどん採用できる時代であれば、

    医院に不満があればいつでもやめてもらってよいという考え方も成立したかもしれませんが、

    今後はそのような医院は「患者様はいるが、スタッフがいない」という事態になっていくでしょう。

    この「定着率の向上」のために必要なのは「従業員満足(ES)の向上」

    すなわち「働きがいのある歯科医院づくり」であります。

    従業員満足(ES)の向上方法「働きがいのある歯科医院づくり」については

    今回は割愛しますので、ご興味ある方は別途お問い合わせください。

    • facebook 0
    • はてなブックマーク 0

    クオキャリア様主催歯科医師合同就職説明会「GRANDE MEET UP」で基調講演をさせていただきました

    2016年11月02日10:00
    カテゴリー:スタッフ採用・育成ノウハウ

    今回は松谷直樹が担当させていただきます。

    去る9月25日(日)クオキャリア様主催歯科医師合同就職説明会

    「GRANDE MEET UP」で基調講演をさせていただきました。

    私は「これからの歯科業界予測」というテーマで

    ご参加された歯科医師向けにお話をさせていただきました。

     

    このような合同説明会もこの1年くらいの間に、

    一般的になりつつありますね。

    参加医院様による参加歯科医師向けのプレゼンも拝見したのですが、

    どの医院様も準備を入念にされていることがうかがえる内容でした。

     

    今後は歯科医師、歯科衛生士の方々が

    このような就職説明会に参加することが当たり前になり

    このような場で勤務先を選ぶきっかけとなる時代がもうすぐそこまで来ていることを感じます。

     

    合同就職説明会というシステムは一般企業の業界では

    当たり前に従来よりあったシステムであり、

    それがようやく歯科業界でも普及しつつあるという

    時代の変化、時代の流れなのだと思います。

     

    今までは媒体のみで、見学先の医院を選び、見学に行き、面接を受けるというルートから

    合同説明会に参加してみて、短時間に多数の医院の方と会い

    コミュニケーションが取れるという参加者メリットは、

    本質的に採用力の高い医院様に取られましては

    よりよい人財を獲得する有力な採用チャネルになっていくと思います。

    3

    %e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%97%e3%83%81%e3%83%a3

    • facebook 0
    • はてなブックマーク 0

    歯科医院院長の夏季休暇の過ごし方

    2016年07月27日06:53
    カテゴリー:医院理念/医院コンセプト/医院ビジョン

    今回は松谷直樹が担当させていただきます。

    7月も終わりになり、8月に差し掛かろうとしています。

    1月~7月の結果はいかがでしたでしょうか。

     

    今年は8月11日(木)が祝日の「山の日」であることから、11日から夏季休暇とされる医院様も多いようです。

    歯科医院において、大型連休を取れるのは、年間3回しかありません。

    年末年始、ゴールデンウィーク、そしてこの夏季休暇です。

     

    皆さまにおかれましては、この夏季休暇をどのようにお過ごしになるかというご予定は決めていらっしゃる方も多数であることと思います。

     

    例えば、旅行に行かれる方もいらっしゃれば、自宅で時間を過ごされるという方もいらっしゃるかと思います。

    このような行動計画を立てられているついでに、

    この時間を利用されて、9月以降の医院の運営に関して普段まとめて考える時間を取りにくい

    医院の中長期計画を考える時間を取られてはいかがでしょうか。

     

    具体的には

    ・2016年9月~12月の近々の取り組み内容

    ・2017年の目標設定、構想、取り組み内容

    の2点がよろしいかと思います。

    前者であれば、夏季休暇明けから取り組んでいけば10月~12月に成果が上がってくる可能性があります。

    更に具体的な、視点や切り口については前号で、戸澤が記載しておりますので

    こちらもご参考ください。

    【歯科経営】2016年半年を終えて導かれる歯科経営成功方程式

    紙とペンあるいは、スマホをお持ちいただき、メモを取りながら過ごしていただくことで、生産的な休暇となることと思います。

    • facebook 0
    • はてなブックマーク 0

    患者紹介ビジネスと歯科医院予約サイトの有効活用策

    2016年04月20日16:51
    カテゴリー:増患ノウハウ

    皆様、こんにちは。
    船井総合研究所 歯科ユニットの松谷直樹です。

     

    近年、歯科医院予約サイト、歯科医院紹介ポータルサイトが増加しつつあります。

     

    特に「地域名 歯科」で検索した際に、リスティング広告スペースや上部に表示されるサイトに関しては、

    実際に患者さんに利用されるケースが増加しつつあります。

     

    実際、私たちの顧問先では、こういった歯科医院予約サイトに

    利用料を支払って活用されている医院さんが一定数あるのですが、

    それらの医院様の情報を集約しますと、1年前は月間2~3名程度の予約患者数だったのが、

    ここ数か月は確実に月間4~6名と2倍程度に伸びてきているケースが多いように思います。

    (この予約患者というのは初診患者のことを指しています。)

     

    これは、こういった予約サイト、ポータルサイトが患者さんに支持され、

    利用されつつあるということの証明ではないかと思います。

     

    今後の可能性として、さらにこういった歯科医院予約サイトから予約患者数が増加する可能性があり、

    患者数を増やしていきたい医院様にとっては一つの選択肢となってきていると思います。

     

    では、なぜこのような本体サイトよりも情報量が少ない歯科医院予約サイトから

    患者さんが予約をされるケースが増加しているのでしょうか。

     

    ・自院サイトよりも歯科医院予約サイトが上位表示されているので、

    自院サイトよりも歯科医院予約サイトに先にアクセスされ、予約、来院に結びついている。

     

    ・自院サイトにネット予約システムが設定されていない医院の場合で、

    診療時間内に電話ができなかった方が夜間に歯科医院予約サイトからネット予約を入れている。

     

    ・急きょ歯科医院に行こうとした場合、

    そして歯科医院を比較検討するよりも時間的な制約がある患者の場合、

    エリア表示などで自宅や勤務先から最も近いクリニックを探すのに利便性があるため、

    利用されている、

     

    といった理由として考えられます。

     

    従って、これらの理由を元にどのような医院がこういった歯科医院予約サイトを利用すれば効果が出る可能性があるでしょうか

     

    ・自然検索で上位表示されていない医院の場合はこういった歯科医院予約サイトを利用すると効果がある可能性があります。

     

    ・自院サイトに初診ネット予約システムを設定していない医院の場合は、ネット予約システムの機能を代替できるので、効果がある可能性があります。

     

    ・利便性の高い場所にクリニックがある場合、例えば駅近など、は効果がある可能性があります。

     

    こういった歯科医院様は上手に歯科医院予約サイトを利用すれば、効果を上げられる可能性があります。

     

    一方でこのような歯科医院予約サイトには、利用料とは別途に患者さんが来院された場合に、

    1名ごとに手数料を支払う必要があることがあるようです。

     

    このことは、厚生労働省が禁止している「患者紹介ビジネス」に該当する可能性があります。

     

    平成 26 年3月5日や平成26年7月10日に厚労省から出されている文書の中では
    「経済上の利益の提供による誘引の禁止」を明示しています。

    具体的には「保険医療機関及び保険薬局が、事業者又はその従業員に対して、

    患者を紹介する 対価として金品を提供することにより、

    患者が自己の保険医療機関において診療又 は調剤を受けるように誘引することを禁止する。」

    と記されています。

     

    この通達は、在宅診療や介護施設に対する、事業者の営業代行活動を念頭に置かれたものでありますが、

    上記の患者予約サイトはこのような事項に該当する可能性があります。

     

    ご利用される場合には、そのあたりの点を契約時に

    ご確認いただくことも併せて行っていただくことをお勧めいたします。

    • facebook 0
    • はてなブックマーク 1

    2016年診療報酬改定におけるかかりつけ歯科医の位置づけ

    2016年01月23日14:30
    カテゴリー:保険制度

    みなさんこんにちは。
    歯科医院経営コンサルティングチームの松谷直樹(まつたになおき)です。

     

    今日は今年度の診療報酬改定における「かかりつけ歯科医」の

    位置づけについて考えてみたいと思います。
    平成28年1月13日(水)に平成28年度診療報酬改定に係る

    これまでの議論の整理(案) 骨子が示されました。

    今後個別の診療報酬が設定されていくかと思いますが、

    現時点で私が思いますことをまとめてみたいと思います。

     

    この骨子には4つの視点が示されています。

    Ⅰ 地域包括ケアシステムの推進と医療機能の分化・強化、連携に関する視点
    Ⅱ 患者にとって安心・安全で納得できる効果的・効率的で質が高い医療を実現する視点
    Ⅲ 重点的な対応が求められる医療分野を充実する視点
    Ⅳ 効率化・適正化を通じて制度の持続可能性を高める視点

     

    特に歯科においては
    Ⅰ 地域包括ケアシステムの推進と医療機能の分化・強化、連携に関する視点
    の中に
    Ⅰ-3 地域包括ケアシステム推進のための取組の強化について
    Ⅰ-3-1 かかりつけ医、かかりつけ歯科医、かかりつけ薬剤師・薬局の 機能の評価について

    という項目にかかりつけ歯科医というキーワードが出てきています。

     

    さらにこの中を細かくみますと

    (3) 地域包括ケアシステムの中で地域完結型医療を推進する上で、定期的・継続的な口腔管理によ
    り口腔疾患の重症化を予防し、歯の喪失リスクの低減を図るかかりつけ歯科医の機能を評価するた
    め、以下のような見直しを行う。
    ① エナメル質初期う蝕に対する定期的かつ継続的な管理を評価する。
    ② 歯周基本治療等終了後の病状安定期にある患者に対する定期的かつ継続的な管理を評価する。
    ③ 口腔機能の低下により摂食機能障害を有する在宅患者に対する包括的な管理を評価する。

    また、
    Ⅱ 患者にとって安心・安全で納得できる効果的・効率的で質が高い医療を実現す
    る視点
    Ⅱ-1 かかりつけ医の評価、かかりつけ歯科医の評価、かかりつけ薬剤師・薬局の評価について

     

    という項目にもかかりつけ歯科医というキーワードが出てきています。

    かかりつけ歯科医というテーマを考えれば訪問歯科という分野を無視して考えることはできないと思いますが、

    この訪問歯科という部分においても比較的細かな骨子が出ています。

    具体的には、

     

    Ⅰ 地域包括ケアシステムの推進と医療機能の分化・強化、連携に関する視点
    Ⅰ-4 質の高い在宅医療・訪問看護の確保について

    (8) 歯科における効率的で質の高い在宅医療の提供体制を確保するため、以下のような見直しを行
    う。
    ① 在宅を中心としつつ、地域の病院等とも連携して歯科訪問診療を実施している歯科診療所を評
    価する観点から、在宅かかりつけ歯科診療所加算の施設基準及び名称の見直しを行う。
    ② 口腔機能が低下し摂食機能障害を有する患者に対する口腔機能の管理について、包括的な評価
    を行う。
    ③ 歯科訪問診療料について、歯科訪問診療の実態に即したものとするため、以下のような見直し
    を行う。
    ア 同一建物で1人に対して歯科訪問診療を行う場合において、患者の全身状態等により診療時
    間が20分未満となる場合の評価を見直す。
    イ 同居する同一世帯の複数の患者に対して診療をした場合等、同一の患家において2人以上歯
    科訪問診療を行った場合の評価を見直す。
    ウ 歯科訪問診療を行う歯科医療機関と「特別の関係」にある施設等に訪問して歯科訪問診療を
    行った場合の評価を見直す。
    ④ 同一建物において同一日に複数の患者に対して歯科訪問診療を行った場合等について、歯科訪
    問診療料の適正化を行う。
    ⑤ 歯科訪問診療で求められる診療の重要性及び困難性を考慮し、歯科訪問診療で行う処置等につ
    いて、評価を見直す。
    ⑥ 歯科の標榜がない病院に入院中又は介護保険施設に入所中の患者に対して、歯科訪問診療を行
    う歯科医師が栄養サポートチーム等に加わり、その評価に基づいて歯科訪問診療を行った場合を
    評価する。

    と出ています。

     

    これは、全体感としてより「摂食嚥下」「栄養」といった《食》の分野にフォーカスされていくことは間違いなさそうです。

     

    また、かかりつけ歯科医というテーマは、患者さんの口腔内を定期的に管理していくという観点で考えれば

    従来から重視されてきたテーマに他なりませんが、より一層重視されていくことと思われます。

     

    このことは、メンテナンスや予防歯科に注力されてこられた歯科医院様におかれては、

    合致した方向性であります。

     

    また、その先に一生涯でのお付き合いという観点及び、

    骨子の中での地域包括ケアという観点が重視されていることを考えれば、

    今後訪問診療を無視して歯科医院経営を考える時代は

    もう難しくなっているときがまさに今年来ているのではないかと思います。

     

    私たちとしましては、昨年来、食支援というテーマでの

    訪問歯科への取り組みをご提案してまいりましたが、

    今後より一層強化していきたいと思っています。

     

    日々の診療においては個別の点数に経営は

    左右されることは間違いありませんが、

    全体感としての国の方向性をきちんと把握しておくことは大切なことであり、

    歯科医院の責務と思います。

     

    船井総研の考え方としては、こういった国の方向性も十分理解、把握しつつ、

    保険診療に負担をかけないという観点、患者メリットという観点から自費診療の強化も重要であると考えており、

    今後もこのような方針でコンサルティングサービスを提供したいと考えております。

    • facebook 0
    • はてなブックマーク 0
    ページトップへ
    無料経営相談はこちらからどうぞ TEL:06-6232-0183(受付時間:平日 10:00~18:00)※お問い合わせ・ご質問等、お気軽にご相談下さい メールフォームでのお問い合わせはこちらから