今後の女性採用の考え方

こんにちは。
船井総研 歯科医院経営コンサルティングチームの戸澤です。
相変わらず、
歯科衛生士採用に苦戦されている歯科医院様が多いです。
今回は、
今後の女性採用の考え方についてお伝えしていきましょう。
今までは、
全くの新規のスタッフ募集のことを採用と呼んでいました。
これからは、それに加えて
自院にとって有能な方が結婚、出産、育児を終えてまた復帰してもらうことも、
採用という概念で私は捉えています。
今までの歯科医院の考え方では
採用⇒(寿)退職⇒新たな人を採用⇒(寿)退職・・・
の流れを繰り返していきましたが、
これからこの流れは永遠には続きませんし、安定しません。
雇用を安定させるためには
育児を終えたスタッフさんをどれだけ抱えられるかです。
そのために必要なことは
『育児を終えた方にとって働きやすい環境』を作ることが大切です。
日本は、基本的に
『働き甲斐』or『働きやすさ』という考え方ですが、
女性を活かす場合には
『働き甲斐』&『働きやすさ』という考え方が必要です。
もちろん、この働きやすさとは待遇面だけのことではなく、
職場環境であったり、
院長先生とのコミュニケーションにも関わってきます。
このような考え方を実行しようとすると、
どうしても人件費率の基準は高まっていきます。
大切なのは、
予算観を決めておくことです。
例えば、
人件費率を27%に設定するなど。
これから人件費は経費という概念から投資という概念に変わっていきます。
その代わりに、
材料代や技工代、その他一般管理費など、
経費削減にも真剣に取り組んでいかれてください。
是非有能な方にずっと働いていただくために何が必要であるのか
このあたりを振り返ってみて、
今後の採用戦略に活かしてくださいませ。
皆さまの成長を心から応援しております。

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