新入社員を受け入れる準備を始めていますか

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「新入社員を受け入れる準備を始めていますか?」
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こんにちは。
船井総合研究所の森内 靖恵です。
2014年早くも2ヶ月が経過しようとしています。
4月から新人を受け入れる、
という医院様も多いのではないでしょうか。
新人を受け入れるにあたって、
教育カリキュラムを作成したり、
マニュアルを作成している医院様も多くいらっしゃいますが、
意外と忘れがちなことがあります。
それは、
医院の教える側の『教え方』を見直すことです。
本日は、
新人を受けれ入れる体制を整えるために、
先輩スタッフの『教え方』を見直している医院の取組のファーストステップを
ご紹介させていただきます。
意外と忘れてしまうのが、
『新入社員の頃自分はどういう心境だったか』ということです。
年数が経てば経つ程に、
その時の感情が思い出されなくなりますが、
この心境・感情を思い出す事が
実は新人を受け入れる体制作りの第一歩となるのです。
これから教える側になるスタッフの皆さんに、
新人時代を振り返ったり、
今教える時に困っていることを振り返ってもらいました。
【新人の時感じていたこと】
・一度教えてもらった事は聴きにくかった
・わからないことがあっても、皆が忙しいそうだと声をかけられなかった
・とにかく、不安でいっぱい
・専門用語が分かりづらく、理解に時間がかかる
・どこをメモしていいかもわからず、焦る
・人によって説明が違うので、どうしたら良いか対応に困る
【教える側に立つと』
・なんで何度も聴くの?一回聞いたらできるようにして欲しい。
・なんで同じことを何度も間違えるんだろう・・・。
・なんで、きちんとメモが取れないんだろう・・・。
このように、
教える側にたつと、
新人の頃抱いていた気持ちは、
すっかり忘れてしまい、
できない事実にばかり焦点があたり、
「なんでできないの」?という気持ちがどんどん強くなっていきます。
まずは、
新人の時抱いている気持ちを理解して、
・なるべく最初は専門用語ではなく、噛み砕いて、わかりやすく教えよう!
・不安が高いから、「一緒にがんばろうね。大丈夫」と安心できる
 言葉をかけよう!
このように自分が新人だった頃を振り返ると同時に、
他のメンバーとその時の想いを共有することで、
新人を受け入れる時に配慮できることを
皆で共有する機会を作っています。
幾つかの医院で実践していますが、
非常に効果が高く、
『立場の違う相手』の状況を理解することができ、
日頃のスタッフ間の言葉がけも少し変わってきた!
というお声を多くいただいています。
このように、
相手の状況を理解できると
投げかける言葉を見なす良いチャンスになります。
受け入れ側の『相手理解』は非常に重要だということに、
教える側が気づきます。
新人時代の感情を振り返りながら、
現在の自分を見つめ直すことは、
受け入れ体制を作る大きな一歩ではないでしょうか。
ぜひ、一度試してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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