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「集う経営」から「育む経営」へシフトチェンジしよう

こんにちは。
船井総研 歯科チームの戸澤です。

2週間前に医療・介護・福祉・教育業界向けの経営者合宿を終えました。
この2日間のエッセンスをまとめると



この3点につきます。

その中で今回は②について中心に触れてみたいと思います。
少子高齢化、消費税増税、関税率の向上など様々な不安定な社会的問題がありますが、
労働集約型業種である医療機関にとって一番問題となる課題は
「超働き手不足」です。
今からの10年間で「超働き手不足時代に順応した診療モデルと組織モデルを作らなくてはならないのです。

この10年間を乗り越えるための経営法を当社現社長である中谷は「下山経営」と呼んでいます。
先日経営者合宿で特別講師としてお話させていただいた岡聡は「下りエスカレーター経営」と呼んでいます。
下りエスカレーターに乗っているときと同じように自ら動かず待っているとどんどんと成長が下降するという意味です。

私的に過去と未来を比較した上でこの10年間の経営に向けたメッセージは
「集う経営」から「育む経営」へのシフトチェンジです。

今までは
・患者様を集める
・スタッフを集める
という「集める」ということに一番の執着をしてきたと思います。

集めた後の
・患者の離脱率
・患者のデンタルIQの変化
・患者の口腔内変化
を目標としている歯科医院は少なく、スタッフに対しても
・スタッフの定着率
・スタッフ1人あたりの生産性
を目標としている歯科医院は少ないと思います。

これからは上記のような集めた後のKPI(重要評価指数)を決めて、
達成できる仕組みを作らなくてはなりません。
これが「育む経営」です。
とにかく育つ風土、育つ仕組み、育てる気持ちを持つべきです。

ここでいう「育む」とは
・1人のスタッフの接遇レベルが低いから改善する
・カリスマTCに育てて患者のIQを高める
といった属人的な話ではありません。

これから同一診療圏人口は減っていく地域が多いわけですので、
患者様に求める質、スタッフに求める質を変えずに診療をするとついていけない患者様やスタッフが医院離れするだけです。
集める段階では求める質を下げて、出遭った段階から質が高まるステージを院内で用意してあげるのです。

誤解がないようにお伝えしておきますと集めることを捨てるわけではありません。
育つ環境が整ってから集める、といった経営者皆様の思考の流れを変えていただきたいわけです。

何も院内体制を変えないと、いつか、周りや誰かのせいにし続けなくてはならなくなります。

そうならないためにも、今から先手で時代を先読みして動いていきましょう。

皆様の成長を心から祈願しております。


【執筆者:戸澤 良親】
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