「良質な歯科医療を継続的に提供するための「生産性の向上」というキーワード」

皆さん、こんにちは。
歯科チームの松谷直樹(マツタニナオキ)です。
いつもメールマガジンをお読みいただきありがとうございます。
本日は私がメルマガの担当をさせていただきます。
昨年より私どものご提案として
「生産性を高めること」の必要性について
お伝えさせていただくことが多くなってきました。
※ここで申し上げている生産性とは
「ヒト一人当たり売上」と「ユニット1台あたり売上」
ということを指します。
詳細は後述します。
どのように生産性を高めるのかという
方法論をまず考えたくなりますが、
その前に「生産性の向上」は何のために
必要なのかということを考える必要があります。
それは医院の利益を向上させるためでしょうか?
歯科衛生士の給与を高めて採用しやすくするためでしょうか?
目的は「医療品質を高め、患者様に良質な医療を提供し続けること」
ではないかと私共は考えます。
そのためには、優秀な人財が必要であり、先進的な機材や機器が必要であり、
Drのスキル向上が必要になるということになります。
良質な医療を継続的に提供するためには、医院が常に投資できる状態、
必要な資金が出せる状態になっている必要があります。
そのために「生産性の向上」という観点は欠かせないものと考えています。
「生産性」という言葉を具体的にしますと
「ヒト一人当たり売上」と「ユニット1台あたり売上」という観点があります。
「ヒト一人あたり売上」とは10名の院長を含めた常勤メンバーがいたとして、
1億円の売上があった場合、
1名当たりの売上(生産性)は1000万円/年ということになります。
計算式は以下の通りになります。
ヒト1人あたり年間生産性={(保険売上+自費売上)×12ヶ月}/稼動指数合計
※稼動指数は、週40時間勤務を1とする。例)非常勤週10時間勤務の場合⇒0.25
なお、弊社で目標としていただいている指標は下記のような数値です。
◎:1800万円以上、○:1500~1800万円、△:1200~1500万円、×:1200万円以下
ユニット1台あたり月間生産性とはユニットが6台あり、
月間の平均売上が1200万だとしますと
ユニット1台あたり生産性は1200万÷6=200万円ということになります。
計算式は以下の通りになります。
ユニット1台あたり生産性=(保険売上+自費売上げ)/ユニット台数
なお、弊社で目標としていただいている指標は下記のような数値です。
◎:250万円以上、○:200~250万円、△:150~200万円、×:150万円以下
※なお、上記指標はあくまでも医院の生産性の指標であり、
医療品質の内容に関わるものではございません。
一点確実に言えることは自費率が高い医院ほど生産性の指標は高くなります。
自費率が高いことはより高度な治療を患者様に提供できるとと共に
医院の生産性も高めるという結果につながるということが言えます。
一度皆様の医院におかれましてもチェックされてみることをおススメいたします。
【執筆者:松谷 直樹】

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