歯科医院の新人教育ノウハウ

2008年08月30日 (土)

コラムテーマ:
スタッフ採用・育成ノウハウ

こんばんは。
株式会社船井総合研究所  歯科医院 経営コンサルタントの松谷直樹 です。


今週は、火曜は山口、水曜は神戸、木曜は大阪、金曜は岡山、明日は出張はなしで、あさっての日曜は神奈川、来週月曜は千葉という予定です。


その後も、出張が続きます。


忙しいことはありがたいことと思います。


さて、・・・


A院は新しく採用はうまくできましたが、教育システムが整っていませんでした。
そのせいで、新人が早く退職してしまうという問題がたびたび起こっていました。
私「新人さんがやめるときにおっしゃられていたことって、何かありますか?」
先生「ええ、教えてくれる人がいない。何から順番におぼえていいかわからない。覚えることが多すぎる。こんなことを言われます。」
私「そうですね。実は他の医院さんでも短い期間で退職してしまう方というのは、教育体制についておっしゃられることが多いです。長い方で辞められる方は他の理由があるんですが・・・。
対策として、まずこの2つを行うのが効果的ですよ。」
①マンツーマン教育体制
②3ヶ月チェックリストの作成
先生「具体的にはどういうことですか?」
私「まず、①マンツーマン教育というのは、一人の新人さんに一人の教える先輩をつけて欲しいということです。二人で一人を教える、はダメです。なぜなら、二人だと、責任感がなくなってしまうからです。一人で教えて、始めて責任感が生まれます。
あと、その新人さんの一つ上くらいの年次の方がいいです。なぜなら、若手の人は後輩に教えることで、その方自身も勉強しますし、先輩としての自覚も出てくるからです。
年の離れた先輩だと、新人の人が質問しにくい、ということがありますね。
次に②3ヶ月チェックリストとは、先生の医院で3ヶ月間の間に最低限覚えて欲しい内容を項目にして、最初に渡し、それに基づいて、できたところをチェックしていくという仕組みです。
具体的には、こんな感じです。

主訴をDrにきちんと伝えることができる
新患の主訴をきくことができる
ライトの位置を合わせることができる
バキュームがきちんとした位置ですることができる
歯式がすべて理解でき、記入することができる
P検査の記入することができ、理解できる

・・・(その他30個くらい)

これを、新人さんにお渡しして、できたと思う時点で、先輩に言って、チェックしてもらうようにする。

先輩もチェックしてあげて、できたと思う時点で先生に言ってきてもらうようにしてください。

先生はチェックしてあげて、できていないところは、その教える先輩に言ってあげて、先輩経由で、伝えてもらうようにしてもらうといいですよ。

先輩自身にも正しいやり方や教え方を再認識してもらうこともも目的ですので。

この資料を差し上げますので、先生の医院向けに少しアレンジしたいので、チェックしてもらってもいいでしょうか?」

先生「わかりました。これからはこのやり方でやってみましょう。」


新人さんには、最低限の教育体制を持っておくことは、歯科医院の義務ではないかと私は思っています。


医院が求める、仕事内容を明確に伝えずに、院長が期待ばかりを膨らませても、なかなか実現には遠いような気がするのです。


こちらの医院さんは、これ以降定着率がずいぶん上がり、安定した、スタッフ体制がとれるようになっています。


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matsutani@funaisoken.co.jp

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この記事を書いたコンサルタント

松谷 直樹

プロフィール詳細

売上、利益の向上を大切にしながらも、「本当に患者さんに喜んでもらえる歯科医院作り」をコンサルティングの第一の目的に している。 「歯科医院は患者さんに喜んでもらえるためにある」「経営ノウハウは患者さんに喜ばれるような歯科医院作りのために活用するべきだ」という信念を元にコン サルティングを実施。 実現可能な提案と口頭だけでなく提案内容を実際に現場に落とし込み、実行するコンサルティングのスタイルを実行している。

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