ファミリーレストラン型医院or専門店型医院 どちらを目指しますか?

2010年12月15日 (水)

コラムテーマ:
歯科医院経営の考え方

皆さん、こんにちは。

船井総研 メディカルグループ 医療コンサルタントの戸澤良親です。

昨日は、三重県のクライアント先にお伺いさせて頂きました。

年末研修として、スタッフ向けの研修と院長向け医療経営基礎研修を行いました。

この医院さんは、普段ミーティングをされていないので、

スタッフの考え方やドクターの考え方がお互いに理解でき、良い機会ではなかったのではないかと思います。

最後に、院長の娘さんとも遊び、私自身も楽しく、充実した1日を送ることができました。

ちなみに、その娘さんのお写真です。

可愛すぎて、思わず撮ってしまいました。。。
戸澤良親の医療コンサル珍道中日記-かなちゃん


さて、本日は、

「ファミリーレストラン型医院」を目指すか、「専門店型医院」を目指すかです。


今日は、大阪の某有名ドクターとお話させて頂いていたのですが、

医科業界では「専門性が薄れてきた」とおっしゃられていました。


私も医科では、そのように思います。


歯科業界も数年前までは、ファミリーレストラン型医院が多かったですが、最近では、専門店型医院にシフトしているクリニックが増加しています。


つまり、歯科と医科では正反対の方向へ向かおうとしています。


念のため、説明しておきますが、

ファミリーレストラン型医院とは、診療科目や診療フィールドを広げていき、ターゲット層を広げる医院のことです。この形態だと、診療圏範囲はどうしても、狭くなります。


医科であれば、標榜科目を増やす考え方です。


「耳鼻咽喉科」だけではなく、「耳鼻咽喉科 アレルギー科」としたり、

「泌尿器科」だけではなく、「泌尿器科 内科 皮膚科」といったところです。


歯科であれば、

「一般歯科、審美歯科、矯正歯科、インプラント、義歯治療、予防歯科」などとフィールドを広げる考え方です。


専門店型は、お分かりであるとおもいますが、

専門性を活かして診療をすることですから、ターゲット層、フィールドを絞込む考え方です。専門性が高まると、診療圏範囲は拡大していきます。


これは、立地や科目状況によっても異なりますので、ここで一概に、どちらがよいとは言い切れません。


しかし、これだけは分かっておいていただきたいと思います。


フィールドを広げるということは、専門性が薄くなることを。


これから、医療機関に、今以上に患者さんは価値を求める時代になります。


今自分が侵されている症状を専門的に診ている医院に行くようになるでしょう。


最近、内科が苦しんでいるのも、ここに理由があります。


今まで風邪を内科で治していた患者さんも、

今では耳鼻咽喉科にいくようになったり、子供であれば、小児科につれていったりと、より特化している医院に流れる傾向があります。



ターゲット層、フィールドを広げ、今の診療圏範囲で勝負するのか


専門性を高くし、診療圏範囲の拡大を目指すのか


決めるのは、皆様です。


この機会に、是非、一度お考えいただけければと思います。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

心から感謝しております。

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(メールでは、医院名、お名前、ご用件を御記入ください)
yoshichika-tozawa@funaisoken.co.jp
担当:戸澤良親


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この記事を書いたコンサルタント

戸澤 良親

プロフィール詳細

船井総合研究所に新卒社員として入社。
介護ビジネス・不動産業界と様々なコンサルティングチームを経て、
現在の「メディカルチーム」に至る。
歯科医院をはじめに、耳鼻咽喉科・泌尿器科業界の様々な医療経営から培ったコンサルティングノウハウにより、現在、完全現場型コンサルティングを展開している。
北は北海道から南は熊本県まで全国各地の医療機関コンサルティングを手がけている。
特に診療のシステム化による即時業績アップとスタッフの生産性を高めるための教育体制の構築には絶大なる支持を得ている。
「院長先生が治療に専念できるように」をモットーに日々スタッフを交えながら実践している。
理論だけではなく、「患者様の心を読むプロフェショナル」としても定評がある。院長先生の想いをもとに、組織力の活性化から業績向上までのトータルサポートをテーマとしている。

ブログ:戸澤良親の歯科医院コンサル珍道中日記
http://ameblo.jp/yoshichika-tozawa/

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