ワールドデンタルショーを見て|イノベーションはいつも若者、バカ者、よそ者

2018年10月08日 (月)

コラムテーマ:
イノベーション

皆様、いつもありがとうございます。船井総研歯科チームの岡崎です。

 

今回は先日開催されました「第8回日本国際歯科大会ワールドデンタルショー」に参加して参りましたので、その考察を歯科コンサルタント目線で記載させていただきます。

 

ここ数年は各社オーラルスキャナー、CAD/CAMシステムの展開がトレンドという点は変化はありません。※イボクラールビバデント社もついに投入していたようです。また、3Dプリンターも昨年あたりから展示が増えてきており、入れ歯も今後は3Dプリンターで・・・というPRを行っている企業もあり、未来の歯科技工のあり方を感じますが、現在地点としてはまだ実用レベルまでは遠いようです。

 

また、予約システムなどの診療効率などの製品もトレンドの1つであり、デジタル化・省人化・生産性向上をテーマにした打ち出しを行っている企業も多く見受けられました。こういった流れが加速することは非常の良いことであると思いますし、補助金等も充実してきていますので、さまざまなサービスを検討して医院をアップデートして頂ければと思います。

 

その一方で、他業種の展示会であれば多くの企業が扱う「AI関連」のサービスを扱う企業は数社程度でした。医療ということも参入障壁は高く、製品化も難しい部分はあるかと思いますが、歯科メーカー各社もその分野には興味を持っているはずでありこれからが楽しみです。今、大手メーカーはオーラルスキャナーに夢中という印象ですね。そういった点で言えば、今回のワールドデンタルショーでも既存路線の延長上をいっているだけで、イノベーション的な製品・サービスはなかった印象です。(※アライン社がiTeroをリリースしたときの衝撃比)

 

ただ、ベンチャー企業を中心に「医療×AI診断」をサービスを模索しているという話が増えてきており、歯科業界外から業界をディスラプト(※破壊すること。組織などを崩壊させること。)する企業が出てくるのでないかと考えています。

 

「イノベーションはいつも若者、バカ者、よそ者」から生まれてくるものです。

 

同じテーマで記事を探す

この記事を書いたコンサルタント

岡崎 晃平

プロフィール詳細

山形県出身。船井総研に入社以来、メディカルチームに配属され歯科医院を中心に、皮膚科・耳鼻咽喉科などのプロジェクトに携わる。
現在は、新規開業から医院活性化まで、幅広い経験と知識で多くの院長先生方より支持を受けている。
日々、“どんな時代になっても持続可能な歯科医院を創る”というコンサルティングモットーのもと、全国各地の歯科医院を行脚する、メディカルチーム有望の若手である。

ページのトップへ戻る