会員化による囲い込み戦略

コラムテーマ:
歯科医院経営の考え方

皆さん、こんにちは。

船井総研 メディカルグループ 医療コンサルタントの戸澤良親です。


昨日、旭川から東京に戻り、本日は東京で、札幌のクライアント様のご支援をしました。


氷点下10℃~20℃の極寒と戦ってきました。


そんな寒い中でも、ドクター、スタッフ、みんな元気に働いております。


さて、今日は「会員化による囲い込み戦略」についてお話しましょう。


ここ近年で、キッズクラブなどの会員組織を設置している歯科医院が増えているようです。


しかし、趣旨、目的を持って、取り組んでいるところは残念ながらあまりないようです。


先生方にお伺いすると、

「何となく他院がやっているからうちも・・・」

「クラブはあるけど、ほとんど会員はいないよ」

などという回答が多いです。


何事にも、ストーリーがなくてはだめです!


たとえば、


ターゲットがうちは子供

子供をもっと集めていきたい

でも、なかなか定着しない

そうだ!キッズクラブを作ろう

会員を増やさなくてはならないから、無料にしよう

まずは目標会員数100名だ!


実はこれでも弱いです。


なぜなら、目的が、医院の収益を上げるためだからです。


もちろん、結果的に収益が上がるのはいいことなのですが、

不思議なもので、先生が思っている趣旨・目的は、患者さんに伝わるんですよね。


ですので、


自分の理念は、「通院している患者さんの口腔内を健康な状態で保ちたい」

でも、なかなか現実は、口腔内がひどい患者が多い

いつまで経っても、自分の理念が達成できない

そうだ、まだ傷が浅い子供を、育てよう

でも、子供は歯が痛くなったら、病院にこなくなるからな

そうだ、楽しく通ってもらう方法を考えよう

キッズクラブだ!

まずは100人の会員数を目指そう

そしたら、少しは理念に近づけるかも


この流れです。


当たり前のようで、なかなかできていないものです。


新たな取り組みをはじめるときは、

・ストーリー性はあるか

・本当に患者さんにとってよいことであるのか


この2点を考える癖付けをつけてください。

お読みいただいてありがとうございました。



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この記事を書いたコンサルタント

戸澤 良親

プロフィール詳細

船井総合研究所に新卒社員として入社。
介護ビジネス・不動産業界と様々なコンサルティングチームを経て、
現在の「メディカルチーム」に至る。
歯科医院をはじめに、耳鼻咽喉科・泌尿器科業界の様々な医療経営から培ったコンサルティングノウハウにより、現在、完全現場型コンサルティングを展開している。
北は北海道から南は熊本県まで全国各地の医療機関コンサルティングを手がけている。
特に診療のシステム化による即時業績アップとスタッフの生産性を高めるための教育体制の構築には絶大なる支持を得ている。
「院長先生が治療に専念できるように」をモットーに日々スタッフを交えながら実践している。
理論だけではなく、「患者様の心を読むプロフェショナル」としても定評がある。院長先生の想いをもとに、組織力の活性化から業績向上までのトータルサポートをテーマとしている。

ブログ:戸澤良親の歯科医院コンサル珍道中日記
http://ameblo.jp/yoshichika-tozawa/

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