歯科医院経営で最も難度の高い問題とは

2011年06月21日 (火)

コラムテーマ:
歯科医院経営


本日は愛知県・岐阜県に行って参りました。
歯科医院経営において最も難しいのは医院の方向性をどうするか、であろう。
経営セミナーにいくら参加しても「ウチの医院の場合どうしたらよいのか」ということに対する答えはを得ることは難しい。
理由は100名の院長先生がいらっしゃれば100通りの方向性があるからだ
個別の医院の歴史・理念・考え方・現状の戦力を総合的に考えて導き出すしかない。
先日もある先生からこのようなご相談を頂いた。
「今ウチの医院は保険診療が年間4300万円、自費が1200万円ある。
チェアは3台で月間のレセプト枚数は平均300枚です。
アポイントはおかげさまでいっぱいなのだが、もうチェアは増やしたくないし、人を採用して拡大もしたくない。
なぜなら私は人をマネジメントするのが苦手なのです。
代診もできれば雇用したくない。診療のクオリティが下がってしまうからで、私は自分の見れる範囲でいい診療をしたいのです。
私も50を越えて体力的にもきつくなってきました。
できれば楽をして収入を上げたい。スタッフにも楽をさせてあげて、給料をたくさんあげたいのです。
今後どうすればよいと思われますか?」
皆様でしたらどのようにアドバイスされますか。
確かに1ユニット月間100枚程度の枚数であれば、30分診療の8時間労働、週休2日体制のマックスに近い。
従って、保険診療は増やすことは考えに反するので、患者数を維持するか、患者を減らす方向が考えられる。
よって、収入を伸ばすには必然的に自費診療を伸ばす必要がある。
自費診療を伸ばすには診療メニューの中で何を強化するのか、を考えなければならない。
カウンセリングや広告といった手法論の前に患者さんに提供する診療メニューの中で何に注力するか、を考える必要がある。

(続きは次回に)

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この記事を書いたコンサルタント

松谷 直樹

プロフィール詳細

売上、利益の向上を大切にしながらも、「本当に患者さんに喜んでもらえる歯科医院作り」をコンサルティングの第一の目的に している。 「歯科医院は患者さんに喜んでもらえるためにある」「経営ノウハウは患者さんに喜ばれるような歯科医院作りのために活用するべきだ」という信念を元にコン サルティングを実施。 実現可能な提案と口頭だけでなく提案内容を実際に現場に落とし込み、実行するコンサルティングのスタイルを実行している。

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