歯科医院経営で最も難度の高い問題とは(2)

2011年06月22日 (水)

コラムテーマ:
歯科医院経営

前回、ある歯科医院様からの相談において、医院の方向性をどのように定めるべきかというお話をさせていただいた。
先生は自費診療についてはこのようにおっしゃられていた。
「私はインプラントをずっと強化しようと思い、勉強を続けてきました。
実際収益も高いし、最も効率的かもしれない。
一方で、リスクもあると感じています。
今は義歯を強化すべきではないかと考えています。しかし、今まで殆ど自費の義歯をやってきていないのです。そこで迷っています。」
自費診療を強化する場合、どの分野に重点を置くかということが重要だと思う。
なぜなら自費診療とは高度な技術を要する診療であり、そのためには、技術の向上なくして自信を持ってカウンセリングはできないからだ。
あれもこれも高いレベルで習得することは難しい。
今自費診療は素材の違いから技術の違いへとシフトしつつあると思う。
話がそれたが、この医院では先生の目指す方向は義歯に注力すべきだと明確になっていると思った。
この点が重要である。
私もそのようにアドバイスさせていただいた。
ここを決めれば、後はどのようなセミナーに出席すべきかという戦略も明確になってくる。
セミナーも興味のあるものに出席する、という選び方ではなく、「何を習得したいか」という目的に応じてセミナーに出席すべきである。
義歯に関して言うならば、1年くらいかけて、適切なコースにでることで学べるものは多いことと思う。
多くの成功している医院、上手に経営と診療を両立されている医院を拝見すると、上記のような考え方をされている医院が多いように思います。

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この記事を書いたコンサルタント

松谷 直樹

プロフィール詳細

売上、利益の向上を大切にしながらも、「本当に患者さんに喜んでもらえる歯科医院作り」をコンサルティングの第一の目的に している。 「歯科医院は患者さんに喜んでもらえるためにある」「経営ノウハウは患者さんに喜ばれるような歯科医院作りのために活用するべきだ」という信念を元にコン サルティングを実施。 実現可能な提案と口頭だけでなく提案内容を実際に現場に落とし込み、実行するコンサルティングのスタイルを実行している。

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