歯科医院経営ブログ・取組みの成功ポイントはノウハウではなく実行力と定着力

2012年09月12日 (水)

コラムテーマ:
優れた院長の思考

今日は兵庫県の歯科医院さんでスタッフミーティングでした。


少し勉強されている院長先生であればいろいろなノウハウ、資料はお持ちです。

取組みを成功させるのは、それをいかにしてスタッフさんに理解してもらい、実行に移し、定着させられるかにかかっています。

この点が医院が成長するかどうかの分岐点になります。

素晴らしいノウハウも実行できなければ結果も生み出しません。

例えば、リコールシステムを見直すとしましょう。

そのためには、スタッフさんにまず、医院の方向性や理念を理解してもらうことが大切になってきます。

(なぜ当院にとってリコールが大切なのか。今取り組むべきなのか。)

手法論だけ伝えていくと、目的が分からないので、推進力が弱くなってしまうのです。

なんのためにその取組をするのかという意味、を伝え理解してもらう必要があります。

その上で誰が何をするのかを一緒に考え決めていくことが大切です。

(どんな資料を使うのか、どのように患者に伝えると医院の考え方が伝わるのか)

この時に大事なのがスタッフさんの意見を取り入れていくことです。

現場で患者と最も接している、スタッフさんは患者ニーズに沿った情報を持っています。
(患者から良く聞かれることはどんなことか、その時にどう答えるのが当院の考え方とマッチしているのか。)

一方で院長が譲れない点はきちんと持っておくことです。

その時の説得する材料としては、患者さんにとって有用だから、必要だからという視点で伝えていくことです。

この視点が皆が一体化できる唯一の視点です。

「定着を高める方法」とは、取り組んだことが今どのようになっているかを皆で共有していくことです。

数値的なデータ、現場の意見、これらをミーティングのときに共有していくことです。


「あれ、やり始めたけど結局どうなの?」となってしまうと次からの取組みも中途半端になってしまいます。


みんなで取り組んだことがきちんと成果に結びついているよ、ということを共有していくことが取組みを続けられる原動力になっていくのだと思います。

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この記事を書いたコンサルタント

松谷 直樹

プロフィール詳細

売上、利益の向上を大切にしながらも、「本当に患者さんに喜んでもらえる歯科医院作り」をコンサルティングの第一の目的に している。 「歯科医院は患者さんに喜んでもらえるためにある」「経営ノウハウは患者さんに喜ばれるような歯科医院作りのために活用するべきだ」という信念を元にコン サルティングを実施。 実現可能な提案と口頭だけでなく提案内容を実際に現場に落とし込み、実行するコンサルティングのスタイルを実行している。

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