歯科医院経営ブログ・2013年歯科業界予測

コラムテーマ:
歯科医院経営

あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願いします。


皆さん、お正月休みながらもおそらく頭の片隅で、医院のことを考えられていることと思います。


2013年の歯科業界を個人的に3点ほど予測してみたいと思います。


1.2極化がますます進行する

2.自費診療は医院の特徴の出し方と比例して増加する(自費の専門外来化)

3.スタッフ力は人材採用力と比例する


1.2極化がますます進行する

私の見るところ、現代の歯科医院は患者さんの集まる医院にはさらに、集まり、そうでない医院はそれなりにという傾向が顕著だと捉えています。


一日患者数が50名~100名クラスの医院は、既存患者の口コミ力をベースにして、患者数に困るというようなことは今後もないでしょう。

圧倒的なファン患者さんがいらっしゃるからです。

いわば地域一番医院と言えるでしょう。

この傾向は保険制度に関わらず、継続すると思います。


もはや制度上の問題ではなく、近年10年間の医院ごとの取組みレベルの格差が結果として確実になっているように思います。


2.自費診療は医院の特徴の出し方と比例して増加する(自費の専門外来化)

近年、自費診療の拡大は、カウンセリングシステムの構築がベースになってきました。

カウンセリングシステムとは、初診カウンセリング、セカンドカウンセリング、自費カウンセリングといった、診療フローごとのカウンセリングを設けていくことです。

結果、本気で取り組んだ医院は補てつ、やインプラントを拡大し自費率を50%近くまで達成できました。

これらの方法論は多くの医院が取り入れ、既にシステムとして確立しつつあります。


今後はこれらの手法も重要ですが、医院の技術力を特徴として打ち出していくことが新しい自費診療の取り組み方として、有効になってきています。


具体的には、義歯、矯正、歯周病、顎関節症、といった技術力のなかで何か一つをベースにした自費診療を拡大する手法が今年も増加してくると思います。


すなわち、自費診療は●●専門外来という形で専門性を強化し、広域診療圏からの患者さんに来院していただくというステップに進んでいくでしょう。


3.スタッフ力は人材採用力と比例する

上記のカウンセリングシステムについても、必ずスタッフさんの能力、レベルアップが必ず欠かせません。そこで課題にあがるのが、人材面です。

DHの採用難を含めて、この傾向は本年も引き続くことと思います。


一般的には、採用してからの育成を重視する傾向が、業界的な認識でしたが、個人的には育成よりも採用を重視すべきだと考えています。


すなわち、従来とは異なった採用手法を取り入れた医院がよい採用を行うことができ、結果的によい教育を行うことができるようになるでしょう。


既に顧問先の歯科医院では実施を始めていますが、今年は採用力が医院の業績を決めるまでに重要な要素になってくると思います。


それでは今日から1年がんばっていきましょう。

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この記事を書いたコンサルタント

松谷 直樹

プロフィール詳細

売上、利益の向上を大切にしながらも、「本当に患者さんに喜んでもらえる歯科医院作り」をコンサルティングの第一の目的に している。 「歯科医院は患者さんに喜んでもらえるためにある」「経営ノウハウは患者さんに喜ばれるような歯科医院作りのために活用するべきだ」という信念を元にコン サルティングを実施。 実現可能な提案と口頭だけでなく提案内容を実際に現場に落とし込み、実行するコンサルティングのスタイルを実行している。

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