衛生士さん不足にどう対応するか(2)

2008年08月20日 (水)

コラムテーマ:
歯科界の動き

こんばんは。
株式会社船井総合研究所  歯科医院 経営コンサルタントの松谷直樹 です。


昨日の続きですが、衛生士さん不足に対して具体的には3つ方法が考えられると思います。


1.給与を高くする。福利厚生制度を充実させる。


2.現状のスタッフに長期間勤務していただけるようにする


3.医院をブランド化し、集まりやすい環境を作っていく


それぞれについて考えて見ましょう。


1.給与を高くすることで集めることは十分可能です。現実的に、給与が高いことは大きな差別化のポイントになります。


ただし、医院に対するロイヤリティは低いので、長続きはしにくいかもしれません。


医院売上げに対して、現状の人件費が20%程度でしたら、給与を高くするのはひとつの方法です。最大30%程度まででしたら、利益率はある程度保てるはずです。


2.現スタッフに継続的に長く勤務していただくのも、これからは真剣に考える必要があると思います。


これまでは、結婚、出産を機に現場から離れてしまうというのは一般的でしたが、これからは、長期的に勤めてもらうことを条件に、パート社員のような形で、パート勤務体系の条件で、給与や保険は正社員扱いということで、継続雇用しやすい勤務体制を作るのも普及してくると思います。


3.最もベストなのは医院をブランド化し、集まりやすい環境づくりを整えていくということです。


集まりやすい環境は以下のような環境です。

・衛生士が5名以上いる。

・明確な評価制度が整っている。

・他院に比べて、福利厚生制度が整っている。(具体的には有給、健康保険、明確な退職金制度)

・衛生士としてのキャリアステップが明確に整っている。

・モデルとなるエキスパート衛生士が1名以上いる

・審美、予防、矯正、インプラントいずれかひとつの医院の特徴が明確

といったところでしょうか。


上記のような医院には多少厳しくとも継続的に衛生士さんが集まっているような気がします。

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経営のご相談ご質問、、コンサルティングの質問等ありましたらmatsutani@funaisoken.co.jp

㈱船井総合研究所 メディカルグループ 松谷直樹あてまでお願いいたします。

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この記事を書いたコンサルタント

松谷 直樹

プロフィール詳細

売上、利益の向上を大切にしながらも、「本当に患者さんに喜んでもらえる歯科医院作り」をコンサルティングの第一の目的に している。 「歯科医院は患者さんに喜んでもらえるためにある」「経営ノウハウは患者さんに喜ばれるような歯科医院作りのために活用するべきだ」という信念を元にコン サルティングを実施。 実現可能な提案と口頭だけでなく提案内容を実際に現場に落とし込み、実行するコンサルティングのスタイルを実行している。

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