インビザライン・ファーストについての考察【予防矯正との組み合わせ】

2019年04月01日 (月)

コラムテーマ:
自費診療 (増患 集患)

みなさま、こんにちは。船井総研の歯科コンサルティングチームです。
本日、4月1日より公式リリースとなった『インビザライン・ファースト』についての考察を掲載させていただきます。
多くの方が関心を持たれているかと思いますが、念のためご説明させていただきますとインビザライン・ファーストは小児矯正時期のマウスピース矯正です。
既存の成人矯正治療の1つにあたるマウスピース矯正であるインビザラインが小児矯正用に開発したマウスピースがインビザライン・ファーストとなります。
既存治療であると「床矯正」や「SH矯正」「ビムラー矯正」「BWSやクワドへリックス、バイオブロック」などの代替とすることが可能となってきます。
拡大と歯列理治療を同時に出来るということですので非常に迅速かつ先生方には調整等での負担が少ない装置となるわけですが、相変わらず原価は少し高額となっているわけです。
したがって、既存の矯正治療がで満足されている方はわざわざ原価が高いこちらを選択する必要はないのかな?とも私個人としては感じましたが、
成人矯正である程度インビザラインを進めている医院様は症例実績での割引(インビザラインは症例数に応じて原価割引のボーナス特典がございます)があり、インビザライン・ファーストも
その症例数にカウントされるので前向きに行っていく事も良いと思います。
ただ、インビザライン・ファーストは治療期間の短縮や調整等の楽さも含めて原価の高さを吹き飛ばすほどの内容となっております。
臨床的な強さは日本では未だ不明確ではありますので、少々慎重さも持っていただければと思いますので今一度情報収集に徹していただければ幸いでございます。
引き続き、私たち、矯正特化型歯科経営研究会の方でも調査を進めて参りますので何かございましたらお問い合わせていただければと思います。
 
そして予防矯正という0期+1期矯正の治療の中で0期では「マイオブレース」や「プレオルソ」、1期では「既存の小児矯正装置」が定番となっておりますが、
ここで「インビザライン・ファースト」を用いるのも前向きに考えられても良いかと思います。
治療期間の短さも含めクセを治して床拡大・歯列治療をする予防矯正との組み合わせの相性は非常に良いはずですので、是非ご検討していただければ幸いでございます。
 
以上、あまり詳しく書けない事情がございますので簡単にインビザライン・ファーストと予防矯正についての考察を掲載させていただきました。
 
お読みいただき、誠に有難うございました。
 
歯科コンサルティングチーム

◾️この記事を書いたコンサルタント

歯科コンサルタントチーム

プロフィール詳細

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

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