スタッフの特性を理解する

2011年02月06日 (日)

コラムテーマ:
マネジメント(採用 教育)

船井総合研究所  歯科経営コンサルタントの松谷直樹 です。

久々のブログになります。お久しぶりです。

1月は忙しく滞っておりました。今日は会社で仕事をし、明日は千葉の医院に伺う予定です。

最近、ドクターとスタッフとでは色々と「常識」が異なることがあると感じることがあります。

例えば、しばしば、「院長はスタッフのコミュニケーションをたくさん取ろう」

ということが言われます。

このような時、どのような聞き方を先生はされますか?

例えば、「●●がうまくいかないんですよね。」という会話になったとする。

そのときに「じゃあ、△△っていうやりかたでやるといいよ」というのは

共感を得られない場合があるということです。

より共感を得られる返答というのは、「そうなんだ。上手く行かないんだね。

どのあたりが上手く行かないの?」と会話を続けて聞いて引き出してあげる


話法です。

スタッフさんは何か結論を求めているのではなく

単に聞いてほしいというニーズがあります。

自分の仕事の大変さを院長に認めてほしい、という欲求があるようです。

私たちは何か言うのだから何かを求めているはずだ、と思うのですが、

そうでないことも多いようです。

結論は何を言いたいんだと考えてしまいますが、


別に結論は求めていないこともあります。

一度気軽な会話の中からお話をし、「感情の共有」をされることをおすすめします。

◾️この記事を書いたコンサルタント

松谷 直樹

プロフィール詳細

売上、利益の向上を大切にしながらも、「本当に患者さんに喜んでもらえる歯科医院作り」をコンサルティングの第一の目的に している。 「歯科医院は患者さんに喜んでもらえるためにある」「経営ノウハウは患者さんに喜ばれるような歯科医院作りのために活用するべきだ」という信念を元にコン サルティングを実施。 実現可能な提案と口頭だけでなく提案内容を実際に現場に落とし込み、実行するコンサルティングのスタイルを実行している。

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

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