リコール研修でのスタッフさんの一言

2011年06月14日 (火)

コラムテーマ:
マネジメント(評価 モチベーション)

先日ある医院でリコール研修をさせていただいた。


リコール率は80%以上を目標にすることが多いが、


そのリコール率向上のポイントは、患者さんにリコールの重要性を


患者さん自身に理解してもらうことにある。


通常、私は「日本と海外の残存歯の本数の違い」


「ホームケアとプロフェッショナルケアの違い」


「バイオフィルムの話」を中心に説明するようにご提案している。


そのような話をしていると、その医院のスタッフさんからこのような意見が出た。


「当院の患者さんは地元のシニアの患者さん、


勤めに来ているビジネスマン、病院に勤務するメディカル関係


の方に分かれています。


年齢層の高い方にはわかりやすい説明がよいですし、


ビジネスマンや、メディカル関係者には、


少し詳しい話を聞かれることがあります。


患者さんに合わせて話の内容を分けるとどうでしょうか。」


といったようなお話であった。


この話は、実際に患者に接している現場のスタッフさんだから


言える素晴らしい意見だと思う。


本来患者のレベルに合わせて伝えるべき内容を変えていくことが望ましい。


このように現場の意見を吸い上げられるような仕組みがあること


意見を言ってくれるような関係性が築けていること


が患者にとってよい医療が提供できる医院になっていくのだと思います。

◾️この記事を書いたコンサルタント

松谷 直樹

プロフィール詳細

売上、利益の向上を大切にしながらも、「本当に患者さんに喜んでもらえる歯科医院作り」をコンサルティングの第一の目的に している。 「歯科医院は患者さんに喜んでもらえるためにある」「経営ノウハウは患者さんに喜ばれるような歯科医院作りのために活用するべきだ」という信念を元にコン サルティングを実施。 実現可能な提案と口頭だけでなく提案内容を実際に現場に落とし込み、実行するコンサルティングのスタイルを実行している。

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

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