歯科医院の新人教育で失敗しないコツ

2008年03月16日 (日)

コラムテーマ:
マネジメント(採用 教育)

こんばんは。
株式会社船井総合研究所  歯科医院 経営コンサルタントの松谷直樹 です。
1週間、更新が滞りすみませんでした。
基本的に顧問先の先生方への対応を優先していますので、お許しください。
昨日は東京、本日は山口に出張でした。
さて、各医院様に置かれましては、そろそろ、新人さんの入ってこられる季節である。
丁度、新人さん教育を行う医院さんも多いことだろうと思います。
先日、弊社船井総研の人材教育専門コンサルタントから
「新人教育の失敗しないコツ」を聞いたので、ご紹介いたします。
新人教育の効果が出ない場合というのは、ズバリ教えている内容と実際に先輩や院長
がやっている内容が異なっている場合に起こるそうだ。(言行一致の必要性)
例えば、掃除をしなさいということを教えたとしても、先輩が適当にしている、
在庫の整理整頓をしなければならないといっても、院長の部屋が整理整頓されていないといった場合である。
まずは、言行一致、教育内容と普段の行動の一致が必要だということだ。
次に、よくあることとして、本人は出来ていると思っているが、実際は出来ていない場合、があると思う。
また、まわりの先輩もも、自分がよく思われたい、嫌われたくないといった思いのために、
「できているよ」とついいってしまうケースも新人教育が失敗するパターンだそうである。
こういった場合、先輩もあえて言いにくいという気持ちは十分理解できるので、
先輩にあえて指摘させない方がよい。
変わりに、新人さんに自分から先輩に出来ていないことを質問させるのがよい。
「私の出来ていない点を指摘して下さい」と自ら積極的に先輩に聞きに行かせるということだ。
もう一点、先輩にも、安易にできていると答えるのではなく、誠実に答えるように、
と指導をしていただくことで、先輩にもきちんと後輩のできている点、できていない点を
答えさせるということも重要だそうである。
以上の事柄、朝礼、ミーティングでの伝達をしていただくと良いと思います。
よろしくお願いいたします。
ご質問等ありましたらmatsutani@funaisoken.co.jp
㈱船井総合研究所 メディカルグループ 松谷直樹まで
 

 

◾️この記事を書いたコンサルタント

松谷 直樹

プロフィール詳細

売上、利益の向上を大切にしながらも、「本当に患者さんに喜んでもらえる歯科医院作り」をコンサルティングの第一の目的に している。 「歯科医院は患者さんに喜んでもらえるためにある」「経営ノウハウは患者さんに喜ばれるような歯科医院作りのために活用するべきだ」という信念を元にコン サルティングを実施。 実現可能な提案と口頭だけでなく提案内容を実際に現場に落とし込み、実行するコンサルティングのスタイルを実行している。

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

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