歯科医院で最も効果的な初診対応とは!?

2010年09月25日 (土)

コラムテーマ:
業務効率化

 
こんにちは。 船井総合研究所  歯科 経営コンサルタントの松谷直樹 です。
本日は大阪の顧問先医院さんに伺っておりました。
今日は初診の患者に対する対応方法について考えてみます。
初診の患者に対する対応が重要なことは皆様理解されていることと思います。
初診は患者が医院に対する第一印象を決定付けるからです。
一方で時間をかけることが難しいということも事実です。
アポイントを取っていてキャンセルになったらどうしよう・・・
時間をかけすぎると患者が疲れてしまうのではないか・・・
保険点数との兼ね合いを考えると・・・
患者が多くてそこまで時間が取れない・・・
私は時間は60分程度の中で最も効果的に初診の患者に対応することが必要と考えています。
そのためには、初診患者対応のシステム化を考える必要があります。
簡単に言いますと、誰がいつどのタイミングで何を行うか、という時間割を決めておくことです。
例えば、
問診表記入 5分
問診・初診カウンセリング 10分
検査 15分
応急処置 20分
医院システム・理念説明 5分
会計次回予約 5分


で60分くらいが初診のスケジュールと考えるとよいでしょう。
初診が1時間以上になると患者が疲れてくるようです。
急患は60分も取れないでしょうから、

カウンセリングや医院システム説明は次回にまわすとよいでしょう。

このように何にどれくらいの時間をかけるかを決めておき、

その中で最大のインパクトを与えられるような対応法を行っていくことが大切です。


明日は東京で経営相談を受ける予定です。
 

 

◾️この記事を書いたコンサルタント

松谷 直樹

プロフィール詳細

売上、利益の向上を大切にしながらも、「本当に患者さんに喜んでもらえる歯科医院作り」をコンサルティングの第一の目的に している。 「歯科医院は患者さんに喜んでもらえるためにある」「経営ノウハウは患者さんに喜ばれるような歯科医院作りのために活用するべきだ」という信念を元にコン サルティングを実施。 実現可能な提案と口頭だけでなく提案内容を実際に現場に落とし込み、実行するコンサルティングのスタイルを実行している。

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

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