歯科医院経営ブログ・「これを話せば自費になるトークってありますか?」

2013年01月13日 (日)

コラムテーマ:
自費診療 (増患 集患)

今日は岡山でのコンサルティングでした。


先日、「これを話したら、自費になるというトークってありますか?」

という質問をある先生からいただきました。
そのようなトークはありますが、簡単に使うべきではないと思います。
仮に、上手なトークで、一時的に気が乗って自費を選択したとしても、納得した選択でなければ、後々なぜ選んでしまったのか、と思い直し、かえって、その医院に対する不満を持つようになり、医院にとって長期的に見て、よい口コミが広がりにくくなるでしょう。


私たちはそのエリアで数十年にわたって、診療をするわけですから、一時的に自費が上がっても長期的に見て、支持されなければ意味がありません。


自費は物売りではなく、治療技術の集大成と私は考えています。


ですから、初診から自費を選択してもらうまでの診療フローが大切です。


初診カウンセリングで、患者との信頼関係を作る

検査結果、治療計画カウンセリングで口腔内の意識を高める

保険と自費の選択肢を提示する


というステップを踏んではじめて、自費を納得して選んでいただけるようになります。


効果的なトークはその選択肢を示す際に患者に応じて使うべきでしょう。


患者が自費を選ぶ理由はカウンセリングした内容とそのカウンセリングしたスタッフやドクター自身を患者さんが信頼してくれた結果だと捉えるべきだと思います。

◾️この記事を書いたコンサルタント

松谷 直樹

プロフィール詳細

売上、利益の向上を大切にしながらも、「本当に患者さんに喜んでもらえる歯科医院作り」をコンサルティングの第一の目的に している。 「歯科医院は患者さんに喜んでもらえるためにある」「経営ノウハウは患者さんに喜ばれるような歯科医院作りのために活用するべきだ」という信念を元にコン サルティングを実施。 実現可能な提案と口頭だけでなく提案内容を実際に現場に落とし込み、実行するコンサルティングのスタイルを実行している。

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

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