歯科医院経営ブログ・医院を拡大する適切なタイミングとは?

2012年10月18日 (木)

コラムテーマ:
院外マーケティング

今日は埼玉の医院さんに伺って、大阪に帰ってきました。


コンサルティングでお付き合いしている、歯科医院さんは様々な規模の医院さんです。


月間のレセプトが150枚程度の医院もあれば1300枚以上の医院さんもあります。


自費率も5%台の医院さんから80%超の医院まで様々です。


患者多いから良い医院、少ないから良くない医院というわけではありません。


患者の多少に関わらず、「患者にとって良い医院」と「患者にとって良くない医院」があるだけだと私は思います。


院長は、経営ノウハウを学ぶ前に「患者にとってよい医院とはどんな医院か」ということを考えることが必要です。


そうすると、どの程度まで規模を拡大するべきなのか、どのような自費診療を強化すべきなのか、予防のプログラムはどうあるべきなのか、ということを自分の能力と相談して、決めることができます。



これは院長ごとに答えは変わってきますよね。


例えば、地域内での自院の医療を広めたいということでしたら、勤務医も雇用して、ユニットを増設することが目標になるでしょう。

場合によっては分院も考えるでしょう。


自分の目の届く範囲で診療を完結させたい、診療のクオリティを保ちたいということでしたら、Drが1名なら4台くらいがMAXでしょう。


苦しいのは、自分の想いと現実がずれてしまうことです。


そのためには少し立ち止まって、考えることも必要かと思います

◾️この記事を書いたコンサルタント

松谷 直樹

プロフィール詳細

売上、利益の向上を大切にしながらも、「本当に患者さんに喜んでもらえる歯科医院作り」をコンサルティングの第一の目的に している。 「歯科医院は患者さんに喜んでもらえるためにある」「経営ノウハウは患者さんに喜ばれるような歯科医院作りのために活用するべきだ」という信念を元にコン サルティングを実施。 実現可能な提案と口頭だけでなく提案内容を実際に現場に落とし込み、実行するコンサルティングのスタイルを実行している。

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

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