歯科医院経営ブログ・開業年数ごとの成長ステップ

2012年08月18日 (土)

コラムテーマ:
その他

船井総合研究所  歯科経営コンサルタントの松谷直樹 です。

今日は東京で医療機器の会社の方と打ち合わせをしていました。


コンサルティング先の院長先生のご年齢と開業年数は様々です。


一方で、開業年数2年目の方と10年目の方と20年目の方でもそれぞれ成功している方がいます。


このような方々を見ていて、年数によって、およそ、そういったことが考えていること、やっていること、やるべきこと、注意すべきことというものが違うのではないか、と大きく、3つの時期に分けてルール化してみました。


■開業1年目~5年目

・夢を大きく持っている

・若々しさをキャラクターとして活かしている。

・どん欲に質問してこられる

・後発であることを十分理解し、差別化に取り組んでいる

・クリニックが新しいこと、きれいであることを長所として活かしている


■開業6年目~15年目

・システム化に取り組んでいる

・資金繰りに目処がついて一息つく時期なので注意する

・マンネリになってきがちなので、セミナーに出たり、医院見学に行ったりして、セルフモチベーションを図る

・現実的、目先のことに目がいきがちなので、夢を大きく持つ、忘れないようにする。

・今までやってきた成功体験にとらわれることがあるので、捨てる勇気、変える勇気を持つ。


■開業16年目以降

・現状維持を目標にすると衰退するので注意する

・常に今の歯科界の状況を把握しておく。

・リニューアル(借り入れ)ができる最後のチャンス

・自分の考えと成功体験は大切にしながら、他人の意見を素直に聞く

・自分の引退後、医院をどうするのか、を考えておく。


ご参考くださいませ。

◾️この記事を書いたコンサルタント

松谷 直樹

プロフィール詳細

売上、利益の向上を大切にしながらも、「本当に患者さんに喜んでもらえる歯科医院作り」をコンサルティングの第一の目的に している。 「歯科医院は患者さんに喜んでもらえるためにある」「経営ノウハウは患者さんに喜ばれるような歯科医院作りのために活用するべきだ」という信念を元にコン サルティングを実施。 実現可能な提案と口頭だけでなく提案内容を実際に現場に落とし込み、実行するコンサルティングのスタイルを実行している。

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

LINEはじめました!

LINE友だち登録で、歯科経営専門コンサルタントのコラムを読むことができます!

LINEはじめました!

無料経営相談受付中!

オンライン経営相談ページはこちら

メールマガジンのご案内

歯科医院経営コンサルティングレポート~船井流1000院からの成功事例報告~

歯科医院コンサルティング実績10年! 現場で積み上げた歯科経営成功事例満載のメールマガジンです。自費UP、増患、ホームページ対策、スタッフ育成、組織づくりなど、読んだ院長だけが得をする「3分でわかるノウハウ」を大公開します。

同じテーマで記事を探す

医療・介護向けM&A

×

医療・介護向けM&A

×