歯科医院経営ブログ・院長が異業種交流会に参加することは良いか悪いか?

2012年10月12日 (金)

コラムテーマ:
その他

今日は大阪の歯科医院に伺った後、懇意にしている会計税理士事務所の社長とお会いしていました。


時々、「歯科医院の院長は、地元の経営者交流会に参加しないほうがよい」ということが言われることがあると思います。


これは、外に出ることで本業の歯科医院がおそろかになり、医院にとってよくない、という考え方でしょう。


一方で、ある院長は、企業の経営者が集まる勉強会に参加して非常に勉強になっているという方もいます。


「普通の企業は歯科医院よりも競争環境が明らかに激しい。

歯科医院は免許制だし、料金が国で決まっているので、価格競争に陥ることもない。

外に出てはじめて、そういうことが分かった。

企業がどうやって売上を伸ばしているのかを勉強するのも楽しい。」とおっしゃられていました。


外に出る出ないというのはどちらも正しいと思います。


問題なのは「外に出るのが悪い」という情報をうのみにして思考停止すること。


目的を自分なりに考えて行動することが大切なのだと思います。


例えば、少し前であれば、「歯科医院でブログを持つとよいですか?」と良く聞かれました。


答えは、ブログをどのように使っていくのかということによって、必要性は変わってくる、ということです。


例えば、患者さんへの情報発信をしたいということでブログを行うのは正解だと思います。


また本体ページとリンクさせて、SEO対策のために、行うのも正解でしょう。


問題は「なんとなくブログをするとよさそう」「ブログをするといいと言われている」からブログをスタートすると目的がないので、長続きしなかったり、内容がぶれてきます。


何事も情報に流されず、「何のためにそれをするのか」という目的を自分なりに落とし込んで納得してから取り組むことが大切なのだと思います。

◾️この記事を書いたコンサルタント

松谷 直樹

プロフィール詳細

売上、利益の向上を大切にしながらも、「本当に患者さんに喜んでもらえる歯科医院作り」をコンサルティングの第一の目的に している。 「歯科医院は患者さんに喜んでもらえるためにある」「経営ノウハウは患者さんに喜ばれるような歯科医院作りのために活用するべきだ」という信念を元にコン サルティングを実施。 実現可能な提案と口頭だけでなく提案内容を実際に現場に落とし込み、実行するコンサルティングのスタイルを実行している。

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

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