マネジメントの重要性を如何に捉えていくか

2017年03月22日 (水)

コラムテーマ:
歯科医院経営の考え方 予防 生産性

皆さん、こんにちは。
船井総研 歯科医院経営コンサルティングチームの眞野泰一(まの たいち)です。
今まで「予防型歯科医院」について書かせて頂きましたが、

今回は多くの医院で推進し創り上げていく中で必ずと言ってよいほど課題となる“マネジメント”について書かせて頂きます。
なぜ、マネジメントが重要なのか、それは『マーケティング施策を最大化させる』ために必要だからです。
時流である、歯科医院の収益構造を治療型から予防型へシフトさせる施策を講じている場合、
このマネジメントの重要性を感じる場面がとても多いです。
ここで考えて頂きたいのですが、

リスク管理型モデルや予防型への転換を推進する経営者の皆様の中に、
「歯科医師は治療をする役割、予防は歯科衛生士の役割」と線を引き、
自らの経営する医院の中にも関わらず歯科衛生士たちの取り組みを無関心に放置してしまうようなスタンスをとられる方はいませんでしょうか。

※リスク管理型モデル:
船井総研が推奨する、唾液検査や口臭検査を受診してもらいデンタルIQ(=「患者さま自身がご自身の
口腔内に興味・関心を持ってもらう事」)向上を図るモデル
もし、このように“まかせっきりで成果を待つのみ”となってしまっている場合、明日からでも体制を立て直すべきだと言えます。

 

何故なら、リスク管理型モデルも予防型への転換も、そもそもは収益性や生産性を向上させる為の
マーケティング施策であるからです。

リスク管理型モデルであれば、
入口商品として低いハードルで検査を受診して頂き、出口商品として設定している自費メニューの成約を促す。

予防型への転換であれば、
歯科衛生士のメンテナンス処置で点数を稼ぎ、歯科医師の治療点数に比べて人件費対点数を向上させて生産性
を上げていく。

という、いずれも業績を向上させるマーケティング施策のはずです。
業績の向上を目的にしているにも関わらず「明確な目標を設定しない」「目標達成を目指すPDCA
サイクルを回さない」というのは、人件費や投資した機材代の無駄となってしまいます。
では、なぜ取り組みを放置してマネジメントを意識しない状態だと、施策が上手く機能しないのか。

 

それは、経営者の皆様と従業員の方々との立場の差にあります。

 

従業員の方々は、月々の給与に歩合の要素をプラスしていなければ「この取り組みは頑張っても頑張らなくても一緒」と考えるでしょう。

 

ですが、歩合設定をして頂きたいわけではありません。

 

成果(求める目標や目的)を出してもらう為にはモチベートしてあげたり「この取り組みには目的がある」
「担ってもらっている役割は重要な事だ」ということを伝えてあげてほしいのです。

 

従業員の方々は、何もしなければ単なる作業者に陥ってしまいますが、「大事にされいる」「期待されている」という実感が持てて心理的安全性を感じることができれば、自ら考えて改善を図るような人財に成るものです。
今までの経営の中では、このマネジメントという点を考慮せず、自然体や多少気を使うといった程度で捉えていたと思います。

 

明日からは意図したマネジメントを効かせて頂きたいですし、どうしても向かない場合はコンサルタントのような第三者を利用するのも手段の一つです。

 

また、普段聞きにくい“本音”を引き出すために満足度調査といったツールを利用してもよいと思います。

 

同じ経営者の集まる場所で先行して成功している事例を聞いたり、先駆者に相談する。そして、既にある便利なツールを利用する等して効率的に上手なマネジメントをしていくべきだと思います。

 

お困りの際は一度ご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

眞野(まの)

同じテーマで記事を探す

この記事を書いたコンサルタント

ページのトップへ戻る