「歯科衛生士の採用」差別化のポイントとは

2019年09月09日 (月)

コラムテーマ:
マネジメント(採用 教育)

こんにちは。

本日は歯科衛生士の採用について考えていきます。
採用も基本的にはマーケティングと考え方は同じで、他の医院とどのように差別化を図り地域で1番になりうるポイントを打ち出すかです。
その差別化のポイントは、下記のようなものです。
1.立地
2.給与(地域平均を上回っているか?)
3.診療時間(18:00最終アポ・18:30までに診療終了しているか?)
4.休日・休暇(週休2日以上・有給消化は90%以上か?)
5.福利厚生
6.教育体制(教育マニュアル・カリキュラムの有無・実技ツールはあるか?)
7.院長先生の人柄(スタッフに慕われている・患者などに怒ったりしてないか?)
8.スタッフ間の人間関係(スタッフ間での陰口はないか?相互フォローはあるか?)
9.医院・設備環境
10.滅菌・衛生環境
ただし、この中の1つで、地域一番の強みを作ればよい、という単純なことではありません。
実際の求職者の行動としては、「給料」「勤務時間」「勤務地」「福利厚生」で求人の足切りをしています。
求職者の方が多い“買い手市場”であれば、「勤務時間が長くても、他の条件が満たされているから応募するか」という心理になります。
言わずもがな、今の歯科業界は“売り手市場”です。
すなわち求職者の考える足切りラインに満たない歯科医院をそぎ落としても、多くの歯科医院が残ります。
その中からやっと応募する歯科医院を探すというステップになるわけです。
ここ1~2年、募集要項を見直していないという医院様はすぐにでも、同じ都道府県の歯科医院がどのような募集要項をしているか確認してほしいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

◾️この記事を書いたコンサルタント

歯科コンサルタントチーム

プロフィール詳細

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

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