家業から企業へと成長するために‐歯科医院経営のツボ‐

2016年07月03日 (日)

コラムテーマ:
歯科医院経営

今日は東京本社で歯科のリーダー陣が集まってのミーティング。

議題は将来ビジョンの共有や来年以降の組織についてがメイン。

 

おかげさまで歯科を専門にしているメンバーも20名を超えましたが、

2016年以降もさらに拡大させるにあたって、

適切な人員配置や絞り込みなど、将来設計の話は欠かせません。

 

ご支援させていただいている歯科医院様でも、

診療時間を切っていただきミーティングをしますが、

私たちコンサルタントも同様に、

意思決定や情報共有の場を目的に応じて設定しています。

 

現在、ご支援させていただいている歯科医院様を、

売上の規模別でみていくと、

下が約5千万円~上が約7億円と幅があります。

 

特に分院展開している医院の場合は、

スタッフ数が100名以上いることもありますから、

情報の伝え方を工夫しないと、スピードが遅くなってしまいます。

 

というより、進みません。

 

先日、企業の成長の段階には「1と3の壁」があるということを、

ベテランのコンサルタントの方から共有いただきました。

・1~3人:生業

・3~10人:家業

・10~30人:零細企業

・30~100人:中小企業

・100~300人:中堅企業

・300~1000人:企業

・1000人~:大企業

となります。

 

多くの歯科医院様に当てはまるのは「家業」という区分かと思いますが、

実際に「家業から企業へ組織を変えていきたい」

というご相談も2億円近く(スタッフ数:10~15名)の先生からよくいただきます。

 

これまでと同じ方法では通用しなくなったと感じた瞬間が変革の時かもしれません。

 

例えば、口頭で全てすんでいた情報共有が、スタッフ数が30名を超えたあたりから、

チャットワークやサイボウズなどのグループウェアを導入していかないと、

全体に浸透させることが難しくなります。

 

トップダウンで成長を続けていた医院が、

バックヤードの部門を強化してある程度権限委譲をしていかないと、

本来、注力すべき仕事にまで手がまわらない場合もあります。

 

皆様が現在いるステージ・どこを目指していくかによっても方向性は変わりますが、

「ガラパゴス化」することがないように、

常に最新の情報や新しい取り組みには敏感に反応していきたいものです。

 

「革新3割、保守7割」という考え方は、

船井総研としても大切にしている考え方のひとつですが、

これから7月に入り下半期に突入するにあたり、

どれぐらい新しいことに取り組めているか、自戒をこめて考えていきたいですね。

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この記事を書いたコンサルタント

森 太寅

プロフィール詳細

「治療技術は一流でスタッフの方々に対する愛情もあるのに、そのことを上手く伝えられていない院長先生が圧倒的に多い」。コンサルティングの現場で感じた経験から、院外・院内での情報発信、先生とスタッフの円滑なコミュニケーションを図り、先生の思いを実現できる医院の姿を目指していく。先生、スタッフ、患者さま、それぞれの間に入り、「つなぐ」ことをコンサルティングの信条としている。

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