変化を嫌がらない‐歯科医院経営のツボ‐

2013年07月07日 (日)

コラムテーマ:
歯科医院経営

こんにちは

船井総研の森 太寅(もり たかのぶ)です。

 

先日、ご支援先の歯科医院の院長先生から、

非常に嬉しい報告のお電話をいただきました。

 

自由診療を選ばれる患者さまの数が以前より増えており、

このままいけば、自費率が40%を越えそうだとのこと。

これまでは月25%~30%を推移していたので、

40%は非常に高い値です。

 

また、医院前にA型看板を設置し、

無料の入れ歯相談を告知したのですが、

それにもお申し込みがあったとのこと。

 

着実に成果が出始めており、

これからさらに加速していけるのではないかと思います。

 

ポスターや看板などで、

患者さまへの情報量を増やすだけでなく、

物置化していたチェアを活用できるようにしてもらったり、

アポイントの取り方を変更していただいたり、

まずは、3ヶ月間で下地を作らせていただきました。

 

実際、最初の3ヶ月間でやった取り組みというのは、

奇抜なものはほとんどなく、

当たり前のことを当たり前にできる状態にする

というものです。

 

例えば、初診のアポイントを20分→30分に変更しました。

 

初診カウンセリングに力を入れている歯科医院では、

初診は1時間でアポをとり、

最初の30分がカウンセリング、

残りの30分をレントゲンや検査、応急処置で時間を割いているので、

他の医院と同じ時間にしただけかもしれません。

 

ただ、ここで一番重要視したかったことが、

変化を嫌がらない」ということです。

 

慣れている仕組みを変更したり、

新しい取り組みを始めると、

スタッフの方から猛反発がくる場合もありますし、

そもそも仕組みとして定着しなければ意味がありません。

 

初診を20分しかとっていないことで、

アポ通りに診療が終わらず、

「患者さまを待たせる」ということが、

当たり前になっていました。

そのような歯科医院では、

患者さまの満足度は決して高くありません。

 

待たせることが当たり前になっていては、

遅刻やキャンセルといったものにもつながります。

 

「自院が良くなっていくためにはどうすればよいのか?」

院内で当たり前になっていることでも、

患者さまにとって不都合になっているのであれば、

変えていく必要があります。

 

お付き合いが始まる前から何度も申し上げるのですが、

コンサルタントを入れさえすれば業績が上がる

というのは間違いです。

 

変化を積極的に受け入れ、

実行に移していただける先生ならば、

業績は上がりますし、先生のやりたい医院作りが実現できます。

 

ただ、全てを丸投げされては、

依頼していただく意味がないと思いますし、

成果をだすこと自体難しいです。

 

やろうと思っているんだけど、できていない

やりたいことはあるけれど、どのようにやれば良いのかがわからない

 

このようなご要望を持ち、

かつ実行に移していただける先生ならば、

お役に立てることがあると思います。

 

ご支援先の先生も、

私にコンサルティングを依頼されたのが、

医院の基盤作りと自費率の向上が主な内容だったので、

今回の報告をいただけたことは、

本当にコンサルタント冥利に尽きます。

 

一緒にこれからさらに頑張っていき、

先生の目指される医院を作っていきたいと思います。

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この記事を書いたコンサルタント

森 太寅

プロフィール詳細

「治療技術は一流でスタッフの方々に対する愛情もあるのに、そのことを上手く伝えられていない院長先生が圧倒的に多い」。コンサルティングの現場で感じた経験から、院外・院内での情報発信、先生とスタッフの円滑なコミュニケーションを図り、先生の思いを実現できる医院の姿を目指していく。先生、スタッフ、患者さま、それぞれの間に入り、「つなぐ」ことをコンサルティングの信条としている。

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