スタッフ面談で気をつけている3つのポイント‐歯科医院経営のツボ‐

2014年02月15日 (土)

コラムテーマ:
歯科医院経営

スタッフ面談で気をつけている3つのポイント

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コンサルティングの最初にやること

私が歯科医院のご支援に入らしていただく際、

最初にやることとして、「スタッフ面談」をさせていただきます。

 

スタッフ面談の目的は主に2つで、

①医院の全体像を把握させていただくため

→院長の話だけでは見えてこない部分を知りたい

②今後の関係性作りをするため

→院長のマンパワーでは限界があるので、

スタッフの方を巻き込んで取り組みを行なっていきたい

 

この目的のために、

非常勤、常勤の区別なく話をさせていただきます。

 

1人あたりの時間は15分~20分程度。

 

事前に院長には、

面談がある旨をご訪問前に伝えておいていただきます。

これが伝わっていないと、

より警戒された状態でスタートするので、最初の緊張をとるのに少し苦労します。

いきなり訳も分からず、

見知らぬ人間と話をさせられるのですから、

スタッフの方には警戒されて当然ですね。

 

面談を試行錯誤して最近形になってきたのが、

私がスタッフ面談で気をつけている3つのポイントです。

公平性を重視

1つ目のポイントは、

同じ時間、同じ質問で終わることで、

公平性を重視」するということです。

 

質問内容としては、

◆患者目線で見て当院の良い点

◆患者目線で見て当院の改善点

◆スタッフ目線で見て当院の良い点

◆スタッフ目線で見て当院の改善点

基本的にこの4つに絞りこんで質問をしていきます。

 

面談が終われば、

「何を聞かれたか?」「どんな人だったか?」

スタッフの方に私が判断されます。

 

スタッフの方から出る不満に、

「院長は○○さんをえこひいきしている」と言われることもあるので、

この点にはかなり気をつけて話を進めます。

面談の順番

2つ目のポイントは、面談の順番」です。

 

院長には、

“なるべくスタッフの中心になっている方からお願いします”

と伝えます。

 

若いスタッフが中心の医院もあれば、

勤務歴何十年以上のベテランが仕切っている医院もあります。

 

中心となっているスタッフの方を押さえておくことで、

その後の取り組みもずいぶんやりやすくなります。

 

また、この医院のキーマンであるスタッフの方と最初にお話することで、

他のスタッフの方の緊張もほぐす効果があると思っています。

名前で呼ぶ

3つ目のポイントが、

スタッフの方を「名前で呼ぶ」ことです。

古典的ですが、非常に効果があると実感しています。

 

話をする時に「○○さん」とつけるだけでも、

スタッフの方の接し方はだいぶ柔らかくなります。

 

基本的に月1回のご訪問ですから、

スタッフの方と関係性を作れるかどうかは、

コンサルティングが上手くいくかどうか非常に重要な点です。

 

スタッフの方から、

私のことも名前で呼ばれるようになると、

関係性も作れてこれたなと感じられて、本当に嬉しいですしね。 

本日のまとめ 

たとえ、売上が上がっても喜ぶのが院長だけしかいない。

 

これは、歯科医院のコンサルティングとしては、

成功の形とは呼べないのではないかと思います。

 

「患者さまの満足度を追求したい」

「スタッフの方が働きやすい職場にしていきたい」

このような思いは、

どの院長でも持っていらっしゃると思います。

 

仕事を依頼していた以上、

私たちコンサルタントは業績を上げることが大前提ですから、

数字の部分は常に考えています。

ただ、それがいつのまにかこちらの押し付けになってしまうことが、

本当に怖いことですね。

 

院長の思いを叶えるとともに、

スタッフの方の存在を無視してしまわないためにも、

面談の機会は大切だと感じています。

 

院長とスタッフの方が一丸になって、

目指していきたい医院作りのお手伝いをしていきたいですね。

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この記事を書いたコンサルタント

森 太寅

プロフィール詳細

「治療技術は一流でスタッフの方々に対する愛情もあるのに、そのことを上手く伝えられていない院長先生が圧倒的に多い」。コンサルティングの現場で感じた経験から、院外・院内での情報発信、先生とスタッフの円滑なコミュニケーションを図り、先生の思いを実現できる医院の姿を目指していく。先生、スタッフ、患者さま、それぞれの間に入り、「つなぐ」ことをコンサルティングの信条としている。

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