歯周病治療・歯周病予防強化型クリニックの作り方

近年、私どもにご相談を頂くテーマとして多いのが、
「歯周病治療・歯周病予防に強みを持つクリニックにしたい」
というご相談です。
歯周病は、歯科治療においても当然重要な疾患分野ですが、
全身疾患との関連性、特に糖尿病や心疾患関連という観点においても
重要な治療分野と言えます。
今後、高齢化が進む日本、あるいは、生活習慣病の予防を行うという
観点からもますます、重要になるテーマだと言えます。
経営面の観点から見ますと、歯周病治療・予防に強みを持つことで、
メンテナンス患者の増加につながり、経営面での安定化が図れます。
また、患者様のデンタルIQの向上につながり、補綴治療が必要な場合、
保険外の選択をされる割合も高くなる傾向にあります。
では、上記のような歯周病分野に強みを持つためには
どのような取り組みが必要なのでしょうか。
実際に歯周病分野に強みを持ち、メンテナンス来院率(リコール率)が
90%以上に達している医院様には以下のような共通項があります。
・歯科衛生士・歯科医師によるカウンセリングシステムの確立
・位相差顕微鏡の適切な活用
・メンテナンス内容の他院との差別化
・確実な歯科衛生士採用を実現する強い採用力
がポイントと考えられます。
特に重要だと思われるのは、初めに記載した
「歯科衛生士・歯科医師によるカウンセリングシステムの確立」と考えています。
歯周病は、患者様にとっては、理解しにくい内容と言えます。
従って、多少の説明ではその重要性が理解できなかったり、
ただ、強く来院を勧められているような気持ちになってしまう、という
マイナスの効果になる可能性もあります。
歯周病のカウンセリングは、複数回実施し、なおかつ、わかりやすく
理解しやすいように説明を行うことが必要になります。
そのためにはあらかじめ院内で歯科衛生士や歯科医師の間で位相差顕微鏡の
利用方法なども含め、どのタイミングでどのようなカウンセリングを行うのか
という歯周病カウンセリングについてしっかりとシステム化をしておく
必要があります。
こういった取り組みをきちんとされている歯科医院様の一つが
医療法人社団朱栄会すみとも歯科クリニック様です。
私どもでは今回医療法人社団朱栄会すみとも歯科クリニックの理事長、
住友栄太様にご登壇いただく半日セミナーを10月20日に実施することになりました。
もしご興味ある方がいらっしゃいましたら、下記のご案内もご覧くださいませ。
https://lpsec.funaisoken.co.jp/funai-dental/seminar/047743_lp/
【執筆者:松谷直樹】

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