伝える順番の大切さ‐歯科医院経営のツボ‐

2014年02月05日 (水)

コラムテーマ:
歯科医院経営

伝える順番の大切さ

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真っ先に伝えるべきこと

私がセミナーで講師をする時によく失敗するのが、

何をしたら上手くいくのか」を先に伝えようとしてしまうことです。

 

「○○をやって、□□医院は上手くいきました。だから、○○をやったら良いですよ」。

そのような話の流れになることが多いのです。

 

手法論を先に伝えてしまうと、話の本筋が見えにくくなります。

 

・その先生だから上手くいった(特殊な例)

・自分の医院では出来ない(情報をシャットダウン)

そのようになりかねません。

 

やはり、セミナーに参加していただく以上、

少しでも医院に取り入れていただきたいと思って話をするので、

なぜその取り組みをやったのか?」

その背景こそしっかりと伝えるべきです。

 

反省します。

伝わらないのはスタッフのせい?

「スタッフが指示通りに動いてくれない」。

「何度言っても同じミスばかりをする」。

 

先生からスタッフへの不満として本当によく言われます。

 

アポイントがつまっていて忙しい時間帯に、

立て続けに急患が入ってしまったり、

予定通りに診療が回らないのは日常茶飯事だと思います。

 

ただ、そのような忙しい時に限ってスタッフの方がミスをする。

さらに、そのミスが以前注意したことと同じことだと、余計に先生のイライラがたまる。

そして、スタッフの方は先生の顔色を見て、びくびくしながら仕事をする。

 

このような負のサイクルを続けていては関係性は悪化する一方です。

伝える順番を間違えない

人に話をする時に意識しないといけないことは、

 

なぜ→どのように→何を

 

この伝える順番だと思います。

 

何を→どのように→なぜ

 

伝える順番を間違えてしまうと、

やらされ感が強くなり、自発的な行動を促すことは出来ません。

 

「なぜ」の背景や目的意識がまず伝わっていれば、

「何を」するかは先生が考えているよりも、もっと良い行動になるかもしれません。

 

本日のまとめ

3月の国試が終わり4月になれば、

新卒の衛生士の方が仲間に加わる医院も多いと思います。

 

「なぜやるのか?」

新卒の衛生士の方にとっては、

初めての社会人経験になりますので、

改めてこの部分を最初に伝える意識を持っていただければ、

成長も早く、医院の戦力になっていただけるのではないでしょうか?

 

 

今週も大阪でセミナーがありますので、

私も伝える順番を気をつけてお話しようと思います。

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この記事を書いたコンサルタント

森 太寅

プロフィール詳細

「治療技術は一流でスタッフの方々に対する愛情もあるのに、そのことを上手く伝えられていない院長先生が圧倒的に多い」。コンサルティングの現場で感じた経験から、院外・院内での情報発信、先生とスタッフの円滑なコミュニケーションを図り、先生の思いを実現できる医院の姿を目指していく。先生、スタッフ、患者さま、それぞれの間に入り、「つなぐ」ことをコンサルティングの信条としている。

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