ウサギとカメの歩み‐歯科医院経営のツボ‐

2013年07月28日 (日)

コラムテーマ:
歯科医院経営

こんにちは

船井総研の森 太寅(もり たかのぶ)です。

 

ウサギとカメ」の童話は、

誰でもよく知っているお話かと思います。

 

己の能力に過信し、

途中で居眠りをしてしまったウサギは、

本来の実力ならば負けるはずがないカメに、

最終的に負けてしまいます。

 

このお話では、

・ウサギは怠け者

・カメは着実に歩みを進める者

として描かれている訳ですが、

仮にカメが歩みを止めてしまっていれば、

この結果はありえません。

 

定期支援のご依頼をいただいてから、

ちょうど3ヶ月目のご支援先。

 

自費率10%台で保険がメインの歯科医院様ですが、

支援に入る前から業績自体は非常に順調。

 

リコール率も90%台(固定化 ◎)、

ユニット3台に対して新患数も月30名前後(集患 ◎)、

やや気になる点はあるとはいえ、

その他の数字も本当に良い数字ばかりが並んでいます。

 

開業してから9年目に入ることで、

これまでの医院の体制を改めて考え直し、

患者様とスタッフ満足度の高い医院にしていきたいというのが、

院長先生の一番のご要望。

 

業績アップという定量的な目標で共有できるものではなく、

満足度という定性的な目標が着地点のため、

支援の結果を「見える化」しにくいものになります。

 

もちろん、数字もしっかり上げていくつもりですが、

すでに業績自体は過去3ヵ年推移で順調に伸びています。

 

私の感覚としては、

テストで90点をとっている人を、

100点にまで上げてくれと言われているようなもの。

正直、30点を80点をとらせることの方が容易です。

 

ウサギとカメで例えるならば、

走り続けているウサギに、

さらに頑張れと言ってくれというようなものです。

 

ただ、実際に支援が始まってみると、スピードが全くあがらない。

 

・やる気がない訳ではない

→むしろやる気は十分

・その月の課題が伝わっていない訳ではない

→TODOリストやその他でフォローも入れているので、

認識はしていただいている

 

ウサギと思っていたけれど、

このスピードは完全にカメだなと……。

※もし、ご支援先でブログの内容を読まれると、

気を悪くされるかもしれないので先にお断りしておきますが、

このような失礼な言い方をしてしまい大変申し訳ありません

 

日々の診療をされている先生、スタッフの方々からすれば、

こちらが提案した取り組みを実行することは、

時には、負担に感じられることもあるかもしれません。

 

ポスターやカウンセリングツールの整備、

ホームページの制作など、

出来ない部分は代行しますが、

先生が実現されたい医院に向けて、

お互い協力してやっていく必要があります。

 

ただ、本当に嬉しかったのが、

最近ご訪問させていただき、

その翌日にいただいたメールで、

翌日から取り組みを実行していただいていたことがわかる、

成果のご報告の連絡をいただけたことです。

 

打ち合わせの最中は、

先月からほとんど進展していないと感じていたのですが、

やっと順調に動きだしたなという感じがします。

 

来月は初めての夏休みイベントの開催が控えているので、

また良いご報告を聞けるのを楽しみに待っています!!

 

スピード感はそれぞれの医院様で違うと思いますが、

こうした「小さな1歩の積み重ね」が、

後々大きな成果を生み出せるように、

ゆっくりですが一緒に頑張っていきたいと思います。

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この記事を書いたコンサルタント

森 太寅

プロフィール詳細

「治療技術は一流でスタッフの方々に対する愛情もあるのに、そのことを上手く伝えられていない院長先生が圧倒的に多い」。コンサルティングの現場で感じた経験から、院外・院内での情報発信、先生とスタッフの円滑なコミュニケーションを図り、先生の思いを実現できる医院の姿を目指していく。先生、スタッフ、患者さま、それぞれの間に入り、「つなぐ」ことをコンサルティングの信条としている。

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