
Webサイトの流入数を増やすポイント①(概念編)
皆様、こんにちは。
船井総合研究所 歯科医院経営コンサルティングチームの
谷口 竜都(タニグチ リュウト)でございます。
本日は、「Webサイトの流入数を増やすポイント①(概念編)」について、
書かせていただきます。
(※無料サイト分析のお申込も、最下部にあります)
<Webシリーズ>
・Webサイトの検索順位を上げるポイント①(概念編)
(http://funai-dental.com/321-63/)
・Webサイトの検索順位を上げるポイント②(ユーザーファースト編)
(http://funai-dental.com/425-19/)
・Webサイトの検索順位を上げるポイント③(サイトのレイアウト編)
(http://funai-dental.com/425-31/)
今までのブログは、いわゆるSEO対策と呼ばれる自然検索で上位表示させる方法に
ついてでした(検索順位を上げるポイント①~③)。
今回から記載するのは、より大枠の「流入数を増やす」についてです。
本日は初回ですので、概念についてまず記載させていただきます。
Webサイトを制作する目的は、主に下記の5つです。
- 患者様を集めるため
- 自費率を上げていくため
- 患者様に通い続けていただくため
- 採用するため
- ブランディングをするため
しかし、どんなに素晴らしいWebサイトを制作したとしても、
見ている人の数(ユーザー)が少なければ成果は出ません。
何度もブログで申し上げておりますが、Webサイトは制作して終了ではありません。
Webサイト制作後は、Webサイトを見る人の数を増やしていく必要があります。これが、流入数を増やす(=Webサイトを見る人を増やす)ということです。
流入数を増やす方法は、主に4つあります。
- SEO対策
- PPC広告
- ポータルサイト
- O2O
- SEO対策
→本項目が最もオーソドックスな流入数を増やす方法です。
「コンテンツ」を増強していくことがベストなSEO対策です。
詳しいSEO対策については、過去のブログをお読みください。
- PPC広告
Pay Per Clickの略称で、クリック型課金制のWeb広告です。
「Google AdWords」「Yahoo!スポンサードサーチ」などが挙げられます。
例えば、「地名 歯医者」と検索した際に、上部に「広告」と書かれたサイトが出てくるかと思いますが、このような広告をPPC広告と呼びます。
このPPC広告とは、登録は無料で、年会費などもありません。
ただただ、クリックされた回数分費用が発生する仕組みです。
(上限額は決めることが出来ますので、ご安心ください)
簡単に言えば、お金を支払うことで、検索の上位に表示させることが出来るサービスです。
このようにPPC広告を上手に利用することで、露出の機会が増え、
結果として流入数が増えていきます。
- ポータルサイト
歯科業界だけではなく、多くの業界で口コミポータルサイトが検索の上位にあります。
このポータルサイト自体にも、集患や採用の効果が見込めますが、
このポータルサイトに、WebサイトのURLを掲載しておくことで、
Webサイトへの流入を増やすことが出来ます。
- O2O
O2Oは「Online to Offline」の略で、ネット上からリアル店舗に来ていただくための施策のことを指します。例えば、飲食店のWebサイトに「クーポン」などを掲載しておき、店舗へ来店していただくなどです。
しかし、O2Oは「Offline to Onlin」と逆に捉える事も可能です。
歯科医院においては、
「詳しくはWebで」のような記載と、自院のWebサイトのQRコードなどを添付した
チラシ、パンフレットなどを配布することで、
リアルな店舗に来ている患者様を、Webサイトへ流入させることが出来ます。
このように、Webサイトへの流入を増やす方法は様々あります。
次回以降は、一つずつ詳しくご説明していきます。
以上です。
あくまで、上記は一部記載したものであり、
流入数を増やすことは、非常に奥が深いものでございます。
上記も踏まえて、貴院のサイト分析を無料でさせていただきますので、
下記のURLからお申込ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
谷口 竜都(タニグチ リュウト)
Webサイトの検索順位を上げるポイント③(サイトのレイアウト編)
皆様、こんにちは。
船井総合研究所 歯科医院経営コンサルティングチームの
谷口 竜都(タニグチ リュウト)でございます。
本日は、「Webサイトの検索順位の上げるポイント③(サイトのレイアウト編)」について、書かせていただきます。
(※無料サイト分析のお申込も、最下部にあります)
<Webシリーズ>
・Webサイトの検索順位を上げるポイント①(概念編)
(http://funai-dental.com/321-63/)
・Webサイトの検索順位を上げるポイント②(ユーザーファースト編)
(http://funai-dental.com/425-19/)
本日は、サイトのレイアウトについて記載させていただきます。
「サイトのレイアウトって、サイト制作会社さんにお任せじゃないの?」
そう思われた方も、いらっしゃるかもしれません。
実は、サイトは生き物のようで、実際にアップして患者様の目に触れるまで
どれほどの効果が出るのかは分かりません。(※高い効果が出るようにしてはいます)
実際にアップ後に効果を検証し、レイアウト変更やコンテンツ追加を行う必要があります。
日々、ご支援先の効果検証をさせていただいている私からサイトのレイアウトに
ついていくつか記載いたしますので、ご参考としていただければと思います。
ただし、サイトというのは各医院様によって全く異なりますし、
打ち出す診療科目によってもレイアウトや気を付けるべきことは違ってきます。
「うちの医院のホームページはどうなの?」
「これからサイトを作るんだけど、何に気を付けたら良いの?」
とお考えの方は、是非ホームページを無料で診断(http://ur2.link/EZRr)
させていただきますので、お申し込みいただければと思います。
下記は、共通する点と診療科目ごとに気を付けるべき点について記載しております。
<共通>
①スマホサイトは必ず制作する
⇒歯科関連のキーワードで、平均73%がスマホを使用して検索されています。
確実にスマホサイトを制作しましょう。
②フローティングバナーを設置する
⇒どのページを見ていても、ページの下部であっても、常に表示されている
画面上に固定されているボタンの事です。
「WEB予約(WEB無料相談)」「電話番号」「TOP」の3つを設置しましょう。
③ファーストページビューで全て完結できるようにする
⇒ファーストページビューとは、クリックした瞬間の画面のこと、要するに最初に見る
画面のことです。
現在のスマホユーザーは、1日に平均150回スマホを見ますが、
その1回あたりは1分11秒しか見ないとのことです。
ですので、パッと見た時に欲しい情報が手に入りアクション(=予約、相談)を
起こしやすいレイアウトにしなければなりません。
ですので、必ずファーストページビューに「何のサイトなのか」「どんな歯医者か」
「WEB予約」「電話番号」「全メニュー」を設置しましょう。
④出来るだけ1ページを長くする
⇒スマホユーザーが最も嫌うのは、ページの遷移です。
ロード時間が発生するためです。
スクロールするだけで完結するようにしましょう。
⑤メール相談、Web予約のように電話以外の窓口を用意する
⇒空いた時間、電車に乗っている最中、会社内、など今はどこでもWebと繋がっており、
いつでもどこでも購入できるのが当たり前になっています。
この当たり前と言う感覚は、歯科業界においても同様に湧き起こりますので、
歯科医院のサイトにも予約対応できるようにしておきましょう。
<診療科目別>
- 一般歯科サイト
①スタッフ紹介を情報量多くする
②スタッフ写真を多く散りばめる
⇒対象:全患者様
最も見られるページは、「院長・スタッフ紹介」のページです。
医療行為を安心して受けたいため、事前にどんな方が治療をしてくれるのか、
スタッフさんは優しく接してくれるかなどを確認するためです。
- 欠損系サイト
①暖色を使わない
②フォントサイズを大きくする
③横文字を使用しない
④デザイン性を高くし過ぎない
⑤無料メール相談を設置する
⇒対象:高齢者
ご高齢者の方々は暖色系や小さい字が見えにくいため、
フォントカラー・サイズを配慮し、見やすくします。
また、横文字を減らし、日本語中心にすることで理解しやすくします。
- 小児矯正系サイト
①3色以上使う
②Q&Aを上部に設置する
③無料メール相談を設置する
⇒対象:0~6歳のお子様がいるお母様
出来るだけ明るく、「怖い」「痛い」のイメージを払拭します。
小児矯正は、特に認知度が低く、さらにはそもそも自分の子は必要かどうか、
平均価格など全く情報が無い状態です。
ですので、サイトの上部にはQ&Aを設置しておくのが良いです。
以上です。
あくまで、上記はほんの一部記載したものであり、
サイトのレイアウトとは、非常に奥が深いものでございます。
上記も踏まえて、貴院のサイト分析を無料でさせていただきますので、
下記のURLからお申込ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
谷口 竜都(タニグチ リュウト)
Webサイトの検索順位を上げるポイント②(ユーザーファースト編)
皆様、こんにちは。
船井総合研究所 歯科医院経営コンサルティングチームの
谷口 竜都(タニグチ リュウト)でございます。
本日は、「Webサイトの検索順位の上げるポイント②(ユーザーファースト編)」について、書かせていただきます。
(※無料サイト分析のお申込も、最下部にあります)
前回のブログ↓では、
Webサイトの検索順位を上げるポイント①(概念編)
(http://funai-dental.com/editor_cat/taniguchi/)
「Googleは、ユーザーファーストであること」を大切にしています。
つまり、「ユーザーファースト」なWebサイトを作ること、運用していくことが、
ベストなSEO対策(検索順位を上げるための対策)ということです。」
ということが結論でした。
では、今回は「ユーザーファースト」とは
①「ユーザーファースト」とは何か
②「ユーザーファースト」にはどのように対策していくのか
について書かせていただきます。
①「ユーザーファースト」とは何か
皆様の実体験からお考えいただきたいのですが、
どのようなWebサイトを嫌い、どのようなWebサイトを好まれますか?
下記のようなことを思われたことはありませんか?
「字が小さくて見えない・・・」
「どこにアクセスがあるかわかりにくい」
「携帯のサイトがないから、いちいちズームするのが面倒・・・」
「スピードが遅くてイライラする・・・」
「知りたい情報がどこに書いてあるのかわからない」
上記のようにならないために行っていく対策が「ユーザーファースト」の
基本的な考え方です。
例えば、最近のスマートフォンは大きく、日本人は手が小さく、右利きの方が多い
ということから、電話ボタンは右下に配置するなども「ユーザーファースト」です。
ページのスピードをあげるのも「ユーザーファースト」です。
歯医者と検索する人が知りたい情報を分かり易く載せるのも「ユーザーファースト」です。
このように、ユーザーが知りたいこと、ユーザーが操作しやすいこと、など
ユーザー第一優先でWebサイトを構築していくことが「ユーザーファースト」です。
②「ユーザーファースト」は、どのように対策していくのか
では、どのように対策をしていくのかについてお話していきます。
上記でも少しお話しましたが、方法は様々あるかと思いますが、
お勧めは「ご自身が普段Webを利用していて、嫌だと思ったこと・良いと思ったこと」を
制作会社様にお伝えして、改善する方法を共に考えることです。
Webサイトは作って終わりではありません。制作して、分析して、改善しての繰り返しです。そのためには、制作会社様としっかりと連絡を取り合う必要があります。
「制作した後、一切連絡がない」ということではなく、こちら側から改善提案や疑問点を連絡していきましょう。
例えば、「ページ開くのが遅くて、結局別のWebサイト見てそっちのお店行ったよ」
と普段思ったのであれば「歯科のWebサイトも同じかもしれない・・・」と
考えられるはずです。
その体験をもとに制作会社様に、「ページを開くスピードを、速くすることは可能なのか」を聞いていただくのが宜しいかと思います。
このような地道な対策が、結果として検索結果の上位に表示されていきます。
その他、皆様が行うことができる対策としてはブログを更新していくことです。
ブログを更新する意味は、大きく4つあります。
1、更新頻度を上げるため
⇒Webサイトも、お魚、お肉、お野菜、ニュースと同じで鮮度が大切です。
鮮度の高い方が、良いものと判断されます。
ですので、ブログを更新し、サイトの鮮度を保ちましょう。
最低でも、1月に1回は投稿しましょう。
(※多い分には良いです。)
2、親近感をわかせるため
⇒院長やスタッフの方の投稿があると、その医院に対してスタッフに対して、
ユーザーは親近感を覚えます。
例えば、「〇〇セミナーに行ってきました!」などは、「技術研鑽しているのなら安心
だな!」と思います。このようなブログ投稿も大切です。
3、情報量を増やすため
⇒本でもそうですが、やはり詳しく多くの情報が一か所にある方がありがたいものです。
Webサイトも同じです。ただし、気を付けるべきことは、詳しく書こうとして
文字が多くなり読みづらい、結論がわからない、などとなってしまっては逆効果です。
タイトルを細かく区切って他のページにしたり、画像を用いたりと
見やすさと読みやすさにも、配慮する必要があります。
4、コンテンツSEOのため
⇒ユーザーが求めている情報をWebサイトに掲載するとそのページが、
上位に表示されます。結果として、サイト自体が上にあがってきます。
ここで皆様疑問に思われるのが、「何を書いたら良いのかわからない・・・」
ということかと思います。
では、その方法を記載いたします。
1、患者様から疑問として聞かれたことをブログのタイトルとする
2、ドクターがチェックする
3、歯科業界以外の方にチェックしてもらう
上記の3つが大切です。
患者様が質問されるということは、気になって検索している可能性が高いです。
また、他の患者様も疑問に思っている可能性もあります。
ですので、患者様から聞かれた内容に対する答えをブログとして書くと良いです。
アンケートで、何を疑問に思っているのか、どのような言葉で検索したか、
などを聞いても良いと思います。
本当は、記事をドクターに書いていただきたいのですが、
なかなかそうもいかないかと思います。ですので、最低でも事実チェックはしていただきたいです。
何故かというと、Googleは専門家が書いたページを高く評価する傾向があるからです。
(「YMYL=Your Mony or Your Life」・・・金、命などにかかわることは、専門家の記事が高く評価されます。)
そして、最後に歯科業界に携わっていない人にチェックをしてもらうことです。
例えば極論ですが、患者様に「むし歯には何でなるのですか?」と聞かれたため、
「カリエスの原因」という記事を書くと、一見良さそうですが、
そもそも歯科業界に携わっていない人にはカリエスが伝わりません。
つまり、カリエスと検索することもないわけです。
ユーザーが検索する用語で書くことが大切です。
以上です。
とはいえ、Webマーケティングはまだまだ奥が深いです。
上記も踏まえて、サイト分析を無料でさせていただきますので、
下記のURLからお申込ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
谷口 竜都(タニグチ リュウト)
Webサイトの検索順位を上げるポイント①(概念編)
Webサイトの検索順位を上げるポイント①(概念編)
皆様、こんにちは。
船井総合研究所 歯科医院経営コンサルティングチームの谷口 竜都(タニグチ リュウト)でございます。
本日は、「Webサイトの検索順位の上げるポイント」について、書かせていただきます。
このタイトルで書かせていただくことにした理由は、
おそらくほとんどの方々がお悩みの事だと思ったからです。
「検索順位の変動が激しい…」
「検索順位が落ちてしまった…」
「検索順位がなかなか上がらない!!」
こんなお悩みの方が多いかと思います。
では、検索順位何番目まで上げれば良いのでしょうか。
「検索順位が高い方が良い」これは皆様考えていらっしゃることかと思います。
では、「何番目のサイトまでユーザーは見るのでしょうか」
この問いの答えは一定ではありませんが、まず1ページ目、つまり10番目までに入っていないと見られていないと考えて良いです。(実際には、2ページ目まで見る方もいますが、極端に減るため)
さらに、その10番から1番の間で、どれだけのクリック差が発生するのかと言いますと、
1位 19.35%
2位 15.09%
3位 11.45%
4位 8.86%
5位 7.21%
6位 5.85%
7位 4.63%
8位 3.93%
8位 3.35%
10位 2.82%
(出典:英NetBooster 2014年)※120万キーワードを対象
上記は、様々なキーワードが含まれているので、一概には言えませんが、
1位と10位では相当差があることをご理解いただけたかと思います。
ですので、1位になるまでSEO対策(検索順位を上げるための対策)を行っていく必要があります
(※実際には、患者数などによりコントロールいたします。)
検索サイトには、主にYahoo!JAPANとGoogleがあり、日本では約95%以上のシェアを占めています。Yahoo!JAPANが2010年にGoogleの検索エンジンを採用したので、今ではGoogleとYahoo!JAPANはほとんど同じ検索結果です
では、この検索順位は、誰が、どのように、決めているのでしょうか。
「Googleのロボット」が「Google が掲げる 10 の事実」をもとにした「アルゴリズム(組合せ最適化)」で決めています。
つまり、SEO対策とは「Googleのロボット」が「Google が掲げる 10 の事実」をもとにした「アルゴリズム(組合せ最適化)」に合わせることとなります。
【Google が掲げる 10 の事実】
1.ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
2.1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
3.遅いより速いほうがいい。
4.ウェブ上の民主主義は機能します。
5.情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
6.悪事を働かなくてもお金は稼げる。
7.世の中にはまだまだ情報があふれている。
8.情報のニーズはすべての国境を越える。
9.スーツがなくても真剣に仕事はできる。
10.「すばらしい」では足りない。
(出典:Google)
この「Google が掲げる 10 の事実」をもとに考えると、SEO対策も見えてきます。
1であれば、ユーザーが求める情報を掲載すれば、検索結果が上がるということ
3であれば、Webサイトが開く時間を短くすれば、検索結果が上がるということ
5であれば、モバイルサイトを持っているかどうかが大切ということ
10であれば、ずっと改善し続けること
Googleは「ユーザーファーストであること」を大切にしています。
つまり、「ユーザーファースト」なWebサイトを作ること、運用していくことが、ベストなSEO対策ということです。
次回以降は、SEO対策の実践編について書かせていただきます。
Webマーケティングは、非常に重要で、非常に複雑です。
無料Webサイト診断もいたしますので、お気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
谷口 竜都(タニグチ リュウト)