「働きがいの創出」

こんにちは。歯科医院経営コンサルタントチームの眞野です。
前回同様、私がメルマガを担当させていただきます。
今回は「働きがいの創出」についてです。
「働きがい」というと理想論やキレイ事のように捉えられがちですが、より業績を上げている経営者ほど大切にしていらっしゃると言えます。
では何故多くの経営者が重要視するのでしょうか。
それは、経営者ご自身ではなく、従業員の方々のパフォーマンスに直結するからです。
多くの歯科医院では、従業員の給与は成果連動型ではなく、時間給や年次昇給の固定+αといった形式で考えられているはずです。
そのために、医院としてより成果を求めていくと、生産性などと表現される『いかに同じ時間や人手のもと、成果を出し伸ばしていけるか』を考えざるをえません。
だからこそ、世の中には多くのマネジメントに関する書籍があり、ドラッカーのような
本がヒットしたのでしょう。
色々な書籍に目を通す中で、一貫して書いてあることがあります。
それは
「部下にあたるメンバーが仕事をしない、もしくは期待する成果を出さない理由は“やり方がわからない”か“やる気がない”のどちらかである。マネージャーとは、そこを見極めて、似て非なる双方に適したアプローチをする必要がある。」
ということです。
前者の“やり方がわからない”場合は教え、フォローできる体制を作ることです。
“やる気がない”場合の対策が重要であり、医院を活性化できるか否かと分かれ目になります。
世の中には様々なマネジメント論があり、人それぞれの性格によるところが大きくなりますが共通して言えることは「成功体験を積ませる」ことであり、これがポイントとなります。
では何が成功体験となるのか。それは患者からの感謝を実感することです。
歯科医院も医療現場です。
他に様々な仕事がある中、医療現場で働こうと思うスタッフは多かれ少なかれ、ヒトの役に立ちたい、という願いを持っているものです。
人間誰しもが、お礼や感謝をされると嬉しいものですが、役に立ちたいという想いを持ったスタッフであればなおさら成功体験としての効果が高いと言えます。
そしてキーワードとなるのが、自費診療です。
保険も含めて、しっかりと治療をすることで患者には感謝されると思います。
ですが、治療後の理想を見据えて、費用がかかることを納得したうえで、より良い治療を選択した患者が治療を終えたときの達成感と満足度か出る感謝は保険治療に比べてとても大きいといえます。
治療の選択肢、メリットをしっかりと伝えきったうえで、患者に感謝されるという成功体験はとても残ります。
また、定期的なメンテナンスやケアグッズなどに繋がり始めることも同様です。
お勧めしていることが患者満足度に繋がることで、成功体験として得られます。
このような成功体験が“やる気がない”スタッフのスイッチを入れるキッカケになりますし、今後より質の高い治療方法を選択してもらえるようなアプローチを助長することになります。
前回のメルマガで触れた「デンタルIQ向上」から自費診療を推進し、働きがいを感じてもらう。この流れを生み出すための具体的な仕掛けはどんなものなのか。
次回以降のメルマガにてひも解いていきたいと思います。
【執筆者:眞野泰一】
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