歯科医院の利益の考え方

2010年04月02日 (金)

コラムテーマ:
業務効率化

こんにちは。 船井総合研究所  歯科 経営コンサルタントの松谷直樹 です。
医院を運営する上で順調かどうかを把握するには、数値で考えるとわかりやすいです。
2009年昨年から自費が少なくなったり、患者が少なくなったり、急に増えたりする現象がおきているように感じています。
あいまいな数値管理ではいざ問題が表面化したときにどのような対処をするべきなのか、対策がとれなくなることがあります。
顧問先のデータをもとに数値指標を考えてみたいと思います。
(下記数値データは、一部顧問先医院の数値データを参照させていただいたものですので、該当しない場合もございます。ご了承ください。)
まずレセプトと売上の関連性を考えて見ます。
レセプトの枚数はチェア台数と関連しています。
顧問先の方にはチェア1台あたりレセプト80~120枚くらいが目標と申し上げています。
平均すると100枚くらいが適切な枚数ではないかと考えています。
従ってチェアが3台であれば300枚くらいが目標数値であり適切な枚数と考えられます。
たとえば3台で400枚となると患者の見る時間は減りアポイント間隔も2週間くらいになってくるようです。
そうすると患者は不満足度が高くなり減少してしまう可能性もあります。
(続く)
 


◾️この記事を書いたコンサルタント

松谷 直樹

プロフィール詳細

売上、利益の向上を大切にしながらも、「本当に患者さんに喜んでもらえる歯科医院作り」をコンサルティングの第一の目的に している。 「歯科医院は患者さんに喜んでもらえるためにある」「経営ノウハウは患者さんに喜ばれるような歯科医院作りのために活用するべきだ」という信念を元にコン サルティングを実施。 実現可能な提案と口頭だけでなく提案内容を実際に現場に落とし込み、実行するコンサルティングのスタイルを実行している。

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

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